外食頻度は月平均6.29回 昼食によく行く飲食店ジャンルは麺類、ファーストフード

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株式会社クロス・マーケティングは、関東(1都3県)の20〜59歳の男女1200人を対象に、「飲食店の利用実態に関する調査」を実施した。

同調査において、外食の頻度を尋ねたところ、「めったに外食はしない」(29.6%)となり、全体の約3割を占めた。外食頻度の月平均は6.29回。性別にみると、男性(月8.22回/月)は女性(4.25回/月)に比べ、2倍近い頻度で外食をしていることがわかった。また、職業別にみると、フルタイム勤務者(8.73回/月)、学生(8.70回/月)の外食頻度が多い。

昼食によく行く飲食店のジャンルは、麺類、ファストフードが上位に多く見られ、「ラーメン」(33.4%)、「うどん・そば」(31.1%)、「ファミリーレストラン」(30.9%)、「洋風ファストフード」(30.1%)は3割を超えた。いずれも、提供スピードの速さが評価されている可能性がある。性別にみると、「イタリアン」「カフェ・喫茶」「ファミリーレストラン」は女性の利用割合が、「ラーメン」「うどん・そば」「和風ファストフード」は男性の利用割合が高い傾向にあった。また、男性の年代別にみると、「うどん・そば」に関しては、年代が上がるにつれて利用割合が高くなっている。

また、飲み会を含む夕食によく行く飲食店のジャンルでは、「和風居酒屋」(51.8%)が唯一、5割を超えた。「和風居酒屋」の利用割合が特に高い層は、「40〜50代/男性」「フルタイム勤務」。一方、性別にみると、「ファミリーレストラン」「イタリアン」「回転ずし」「焼き肉・韓国料理」は、女性の利用割合が高い。職業別にみると、学生はランチ同様、「ラーメン」「ファストフード」の利用割合が高い。

さらに、夜に1人でよく行く飲食店の有無を尋ねたところ、「ある」と答えた人は18.1%。最も割合の高かったジャンルは、「ラーメン」で30.3%となった。以下、「和風居酒屋」(27.0%)、「和風ファストフード」(17.9%)と続く。性別にみると、「ある」と回答した人の割合は、男性(26.9%)が女性(8.7%)に比べて、約20ポイント高い。