ツウなダイオウイカグッズを探してみた
まさか、ダイオウイカがここまで人気コンテンツになろうとは、ＮＨＫの番組を制作した人ですら予想しなかったのではないだろうか……。今日はそんな中から、実際にオフィスなどで使いやすく、周囲とのコミュニケーションにも役立ちそうな、ちょっとかわいかったりオシャレだったりする極私的おすすめアイテムをいくつかご紹介したい。
HI MOJIMOJI代表の松岡氏によれば、
「いかに不気味さを醸し出せるか？にかなり苦労しました」とのこと。「たとえば目玉のサイズを大きくしすぎるとかわいさが出てしまうのですが、かといって小さすぎると『生物界最大』と言われる目玉をうまく表現できなくなってしまいます。そのさじ加減、バランスの取り方が難しかったです」
「また、触手がパッケージのサイズを越えているのですが、枠を飛び出すほどの迫力を演出しました。身体の色については本来は銀やグレーに近いのですが、光を当てた時に黄金に光る性質がNHKの番組で判明したのを受け、より黄金に見える紙の色をセレクトしました」
とのことで、ざらっとしたオリーブ色の紙を使っているのがなんともイイ感じ。この伝言メモを使うときは、人気コミック「侵略！イカ娘」のイカちゃんの口調を真似て、「書類の提出、今日までだったじゃなイカ？」とか、「ご確認お願いしますでゲソ」などと書いてしまいそう……。
次に、デスクの上に置くだけで「かわいい！！」と話題になりそうなのが、びろーんと縦長で、どこかシュールな佇まいに思わず胸キュンな「ペンポーチ」（タカラトミーアーツ）。全長48cmと意外に大きく存在感があるが、手作りっぽい愛らしさ素朴さがあり、眺めているだけで癒される……。筆記具はもちろん、女子の皆さんはリップグロスなどのコスメ類とか、ガムなどのお菓子を入れるケースにしてもイイかも。
タカラトミーアーツ広報によれば、この肌色で光沢のある生地はオリジナルなのだとか。「あえて色むらのある生地にすることで、ライトが当たったときのダイオウイカの質感を表現しています」ということでびっくり。ということは、使用する生地の場所によって、個体差があるということ？ それはペットのような愛情がわきそうですよね……。皆さんこの、「ライトが当たったさいのイカの肌質感」にかなりこだわって開発されているのだなあ、ということがわかった。
最後に、もやは私たちの暮らしに欠かせないスマホケース。こちらはまるでヨーロッパの古い図鑑などで目にする細密画のようなタッチで描かれたイラストがなんともハイセンスだ。ダイオウイカ単体のものはケース本体は透明なので、イカが飛び出して見えるのが特徴だそうだ。他に、マッコウクジラとのバトルを描いたものと2種類あり、いずれもよく売れているという。
なお、余談になるが「ダイオウイカ」で検索していたとき、検索ワードの候補として「味」というのが出てきてちょっと笑えた。実際には、ダイオウイカってアンモニア臭がすごくて食べられたものじゃないらしいですが……。と、そんなわけで、あなたもこれらのダイオウイカグッズで、未知なる深海へ想いを馳せてみてはイカがでしょう？？
（まめこ）
