Microsoft、iPhoneなど向けオフィスアプリ「Office Mobile for Office 365 subscribers」を公開！日本では6月18日から利用可能に

ついにiOS向けMicrosoft Office Mobileが提供開始！

Microsoft（マイクロソフト）は14日（現地時間）、米国向けにiOS向けオフィスアプリ「Office Mobile for Office 365 subscribers」を提供開始したと発表しています。また、2013年6月18日（火）からは日本を含む米国以外の135市場で、29言語のバージョンを提供開始予定だとのことです。

対応機種は、iOS 6.1以上を搭載した「iPhone 4」や「iPhone 4S」、「iPhone 5」、第5世代「iPod touch」。タブレット「iPad」でも利用できますが、最適化されておらず、2倍表示モードになるため、マイクロソフトではオフィスサービスのWeb版「Office Web Apps」の利用を推奨しています。

なお、アプリ自体は無料ですが、利用するには、マイクロソフトのサブスクリプション版「Office 365」のアカウントが必要となっています。

Office Mobile for Office 365 subscribersでは、アプリ起動時にOffice 365のアカウント（または紐付けられたMicrosoftアカウント）を登録するようになっており、Office 365利用者でないと使えないようになっているとのこと。

機能的には、文書閲覧・作成・編集ができる「Word」、表計算書類閲覧・作成・編集ができる「Excel」、プレゼンテーション資料閲覧・編集ができる「Powerpoint」の3つとなり、それぞれスマートフォンで利用しやすいように小さな画面向けに最適化されています。



また、機能はパソコン向けと比較するとかなり制限されており、例えば新規ドキュメントの作成は、WordおよびExcelのみで行え、PowerPointの新規作成は行えません。ただし、PowerPointは、プレゼンテーションを練習するための「Slide Navigator」機能があり、スライド（資料）を素早く閲覧できるようになっています。

各ファイルは、一時的にiOS搭載機種に保存されるので、オフラインでの閲覧や編集に対応しています。ただし、基本的にマイクロソフトのクラウドストレージサービス「SkyDrive」に同期して利用することになっているようです。

また、Wordには、SkyDriveから開いた場合に利用できる「Resume Reading」機能が導入されており、Office Mobileで開いていた場所を記録し、その後、パソコンで開いた場合に同じ場所を表示できるというものです。

なお、マイクロソフトのオフィスアプリでは、WordおよびExcel、Poweerpointとは別に、すでにメモアプリ「OneNote」がiPhoneやiPad、Android、Windows Phone向けのネイティブアプリとして提供されています。Android向けのWordなどのOffice Mobileも早く提供して欲しいところですが、現在のところ未定とのことです。

記事執筆：memn0ck

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アプリ名：Office Mobile for Office 365 subscribers
価格：無料
カテゴリ：Productivity
開発者：Microsoft Corporation
バージョン：1.0
条件：ompatible with iPhone 4, iPhone 4S, iPhone 5, iPod touch (5th generation), iPad (3rd generation), iPad Wi-Fi + 4G, iPad (4th generation), iPad Wi-Fi + Cellular (4th generation), iPad mini and iPad mini Wi-Fi + Cellular. Requires iOS 6.1 or later. This app is optimized for iPhone 5.
iTunes Store：http://itunes.apple.com/jp/app/id541164041?mt=8

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