手塚治虫「ブッダ」映画化第2弾、来年2月公開決定！特別映像も解禁！

　手塚治虫の代表作の一つ「ブッダ」を全3部作でアニメ映画化するシリーズの第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』の製作が開始し、来年2月に公開されることが明らかになった。また、カンヌ国際映画祭のために作られた特別映像が公開された。

　「ブッダ」は手塚治虫の最高傑作といわれ、コミック界のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞最優秀国際作品部門で2度にわたって受賞したコミック。仏教の開祖シッダールタの生涯を説話に基づいてなぞったものではなく、独自のドラマで構築したエンターテインメント作として読み継がれてきた。2011年に公開された前作『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ！美しく』では、シッダールタ誕生からブッダとなる前の姿が描かれた。

　第2弾となる今作は、何不自由ない王子という身分を捨て冒険の旅に出たシッダールタが、行く先々で出会う人々との物語が壮大なスケールで展開する。現在開催中のカンヌ国際映画祭では、同映画祭のためだけに作られた約9分間の特別映像がマーケット用のスクリーニングで上映され、完成前にもかかわらず台湾・香港・マカオでの公開が決定した。

　監督は『キン肉マンII世』やテレビアニメ「プリキュア」シリーズの小村敏明が務め、前作に引き続き脚本を『けいおん』シリーズの吉田玲子が務める。（編集部・中山雄一朗）

映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』は2014年2月全国公開