ベネトングループ会長アレッサンドロ・ベネトンの自叙伝が刊行

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 ベネトングループの会長Alessandro Benetton(アレッサンドロ・ベネトン)の自叙伝「ab A Playlife story」が刊行された。Alessandro Benettonの幼少期から現在に至るまでの軌跡を多数のプライベート写真と共にインタビュー形式で綴った一冊で、同氏の人生の物語にインスピレーションを得て展開している日本未上陸のブランド「Playlife(プレイライフ)」をタイトルに使用。国内では洋書店など一部店舗での販売が予定されている。

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 「ab A Playlife story」は学生時代から仕事、スポーツ、旅⾏まで実業家Alessandro Benettonの様々な魅力を掲載。ベネトングループを築いた家族のアルバムや思い出など、同氏が培った過去と現在のスタイルを紹介している。価格は€70(約9,000円)で、販売収益は財団「Unhate Foundation」に寄付。国内ではEOS ART BOOKS(東京)や嶋田洋書(東京)、Early Gallery(大阪)、IDK Design Lab(大阪)、Takahara Bookstore(愛知)などで取り扱われる予定だ。

 ベネトン創業者Luciano Benetton(ルチアーノ・ベネトン)の息子Alessandro Benettonは1964年生まれ。ロンドンのゴールドマン・サックスでM&Aと株式提供部門のアナリストとして勤務し、その後1991年に米ハーバード大学でMBAを取得。1989年から99年には同時期にF1に参戦していたベネトン・フォーミュラの会長を務めるなど多彩なキャリアを築き、昨年4月にベネトングループの会長に就任した。