小野坂昌也と神谷浩史のセクハラ発言に佐藤利奈が雷！？『いやしますよ、アザゼルさん。』昼の部レポート
2011年4月より放送されたTVアニメ「よんでますよ、アザゼルさん。」のWebラジオ「きいてますよ、アザゼルさん。」（アニメイトTVにて配信中）。その公開録音イベント『いやしますよ、アザゼルさん。』が、7月29日（日）に東京・ニッショーホールにて行われた。出演は小野坂昌也さん（アザゼル篤史役）、神谷浩史さん（ベルゼブブ優一役）、佐藤利奈さん（佐隈りん子役）。昼の部、夜の部と行われたうち、“昼の部”の模様をお伝えする。
BGMが流れる中、佐藤さんがひとりでステージに登場。「みなさんで悪魔たちを召還したいと思います」と、スクリーンに映された「うぶべずれぶ ぶべずれぶ ぶべずれぶ・・」という噛んでしまいそうな呪文を会場全員で唱える。すると、ステージ右側のBOXに魔方陣が光り、そこから神谷さんが登場！いきなりハイテンションな神谷さんは、このような演出で登場した心境として「召還される時はこんな感じなのかな」と笑っていた。
続けて小野坂さんを・・・と思いきや、「（呼ばなくても）いいか」と神谷さん。会場から「呼んで欲しい！」と声があがるのを期待しての言葉だったが、観客の反応はなんとも微妙なもの。改めて会場を盛り上げ直して、今度は「なすれざざ なすれざざ なすれざざ・・・」との召還呪文を唱えて、小野坂さんが登場！しかし案の定、小野坂さんはテンションが低く、「こうなるから神谷くんを先に出しちゃダメなんだよ」とやさぐれてしまう。観客の歓声で気を取り直した小野坂さんは、浴衣姿の観客が気になる様子だった。
最初のコーナーは、観客からのお便りを紹介する『よみますよ、アザゼルさん。』。ちなみに、佐藤さんは魔術書“グリモア”を手にしており、小野坂さんや神谷さんが悪魔的な（よくない）トークをしたら雷を落とすことが出来ると説明。お試しとばかりに、小野坂さんが佐藤さんにセクハラ発言をしてみるも、佐藤さんは素で「え？なに？」と返してしまう。これには全員が大笑い。慌てて「グリモア！」を連発していた。
「友達と恋人の境界線は？」とのお便りでは、17歳からの踏み込んだ内容に驚く神谷さん。自身が若い頃のエピソードを披露しつつ、デートやエッチに対する認識が自分たちの時代と違うという話題では、会場から反論の意見も上がっていた。トーク中には、コントのようにデートの状況を再現する場面も。男性とふたりでもお酒を飲みにいくという佐藤さんは、相変わらず小野坂さんの下ネタ（振り）に気付かず、グリモア意味なし状態。「下着が透けている女性を見ると気になるし、透けていると教えたくなります」とのお便りには、佐藤さんは激しく同意していた。
次のコーナーは、『生暴露ですよ、ベルゼブブさん。』。暴露の能力を持つベルゼブブの技にかかってしまった方の暴露話を紹介していく。「生まれて初めて彼氏が出来たんです」とのお便りには、出演者も会場もおめでとうの拍手。しかし、続きがあり「でも怖くなって24時間で振ってしまいました」とのこと。これには「ええ！」「おめでとうの拍手を返せ！」と騒然。“付き合った後の男の行動”について熱く語る小野坂さんからは、セクハラまがいの発言も多数飛び出す。しまいには、彼女役の小野坂さんに軽いノリでちょっかいを出す神谷さんという即興コントまで披露され、大盛り上がり。
他にも、「大学の教授とおつき合いしています」という年の差カップルの暴露など、かなりきわどい暴露話に、どうすればいいのかと真面目に議論する3人。佐藤さんは年齢は関係ないと言いつつ、「結婚してもお互い別の部屋で過ごし、たまに会うのがいい」という独自の結婚像を明かしたが、男性陣は理解出来ないようだった。
続いては、ラジオ内で「癒されたい」と言っていた小野坂さんのための企画『いやしますよ、アザゼルさん。』。もちろん、タダで癒しを与えるわけはなく、芥辺探偵事務所へ届いた依頼にしっかり応えた人のみに癒しが与えられる。「友人の彼氏の（変態的な）信じられない行動をどうすれば？」という依頼には、「上手いこと合わせる」「全否定」など様々な意見が飛び交い、3人それぞれの解決法を提案。ここでも小野坂さんと神谷さんの体を張ったコントが行われ、神谷さんのまさかの行動に小野坂さんまでが驚いていた。結果は、見事に小野坂さんの案が観客の支持を集め、ご褒美として女性マッサージ師ふたりからマッサージを受けることになった。
次の依頼のご褒美は、小野坂さんがリクエストしたという“会場の浴衣姿やコスプレ姿の観客をじっくり見る”というもの。しかし、残念ながら一番支持が低かった小野坂さんは、見ることが出来ず。見えないように変なメガネをかけさせられた小野坂さんは、隙間から見ようと必死にもがき、佐藤さんと神谷さんを羨ましそうにしていた。
『メッセージですよ、アザゼルさん。』では、堂珍光太郎役の白石涼子さん、アクタベ役の浪川大輔さん、クレージーボーイこと水島努監督からのビデオメッセージ（小野坂さんへの癒しメッセージ）が紹介された。白石さんは「小野坂さん、格好いいですね」と照れ笑いしながらコメント、浪川さんは「小野坂さんが好きな“おっぱい”でひとつになりたいと思います。会場の皆さんも一緒に言いましょう！」と会場を煽る。さらに、水島監督は「癒すことは特にないですね」と言い、無茶振りしたり宣伝したりと自由なコメント。彼らのメッセージに小野坂さんは突っ込みまくりだった。
最後は『よんでみますよ、アザゼルさん。』。コミック最新刊である第8巻のワンシーンを3人が生朗読。配役は、小野坂：アザゼル＆闇アザゼル、佐藤：佐隈、神谷：ベルゼブブ、会場の男性：エウリノーム、女性：サラマンダーという、全員参加型の朗読だ。小野坂さんの熱が入ったアザゼルと闇アザゼルのやり取りには、会場から笑いと拍手が起こっていた。
エンディングでは小野坂さんと神谷さん両方からセクハラ発言が飛ぶが、最後になってもグリモアを使うタイミングを逃がしてしまう佐藤さん。そして、「癒されたというより、（楽しくて）疲労した」（佐藤）、「こんなラジオの公録に（笑）、お越しいただいてありがとうございます」（神谷）、「みんなありがとう！神谷さんを見に来た人も、ラジオ聞いて」（小野坂）と挨拶がありイベントは終了した。
なお、昼の部の模様は8月28日（火）から配信されているWebラジオ「きいてますよ、アザゼルさん。」で、一部紹介されている。さらに、このイベントの模様を収録したDVDが発売予定となっているので、お楽しみに！
（取材・文・撮影：千葉研一）
■Webラジオ「きいてますよ、アザゼルさん。」
【配信サイト】アニメイトTV
【配信日】毎週火曜日予定
【URL】http://www.animate.tv/radio/details.php?id=Grimoire
【パーソナリティ】小野坂昌也（アザゼル役）
※番組のバックナンバー配信は最新回を含め2回分までです。お聞き逃しなく！
