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4月1日から放送開始するスマートフォン専用放送局「NOTTV(ノッテーヴィー)」の開局発表会が開催され、サービスの詳細が明らかになってきた。開局当初は「スマートTV」の特性を生かした番組をメインに56番組を提供する予定で、利用料は月額420円。受信可能なドコモ対応端末も発表された。「NOTTV」は、地上波テレビ放送のデジタル化で空いた電波帯域の一部を利用し、スマホやタブレットなど携帯機器に向けて放送を提供する。つまり、地上波放送なのだ。USTREAMやニコニコ生放送など、インターネット配信するストリーミング放送で、視聴中に映像が止まってしまった経験はないだろうか。ネットのデータ通信では、大勢の視聴者が同じ番組を見ることで、映像が乱れたり止まったりしてしまう。地上波のNOTTVではそのようなことは起こらないという。

契約をしていれば視聴者は最初から通信でつながっているというメリットを生かして、開局当初は生放送に力を入れる。芸能記者会見やスポーツなどをいち早く視聴できるメディアとして、番組を提供していく予定とのこと。目玉は月曜日から金曜日まで7時間にわたって生放送する情報番組「notty★LIVE」。司会には押切もえ、敦士、加藤夏希などが起用される。こうした「リアルタイム型放送」だけでなく、見たい番組をあらかじめ登録しておけば好きな時間に見られる「シフトタイム視聴(蓄積型放送)」も提供される。

NTTドコモが3月から順次発売する対応端末は、スマートフォンの「AQUOS PHONE SH-06D」と、タブレット端末の「MEDIAS TABN-06D」。NOTTVの認知度アップのため、対応端末を2週間無償で貸し出すキャンペーンを実施する。自分好みの番組があるのかどうか、この機会に見極めてみてはいかがだろうか。キャンペーン応募受付は3月1日から。詳しくはWebサイトをチェックしてみよう。

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(鈴木陽子)


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