ファッションショーと同時に「水着とセットで着用するアイテム」のデザインコンテストも開催された。写真は、優秀賞を獲得した一人、野口慎太郎さん(東京モード学園)の作品 撮影:野原誠治
学校法人・モード学園と水着素材メーカー・東レは13日、都内で新作水着ファッションショー「東レ×モード学園 2011スイムウエアコレクション」を開催した。


ブランド「AI」の新作水着 レース付きのショートガウン(参考商品)。ブランド「AI」 ブランド「'anapa(アナパ)」
ファッションショーで紹介された新作水着


昨年に引き続き、2回目の開催となった同イベント。新しい発想を求めるメーカーと優秀なデザイナーを輩出させたい専門学校との“産学連携”構想により、スタートしたもの。デザインは、コンテスト形式で絞られていき、審査員により最高評価を得たデザインについては、サンプル化はもちろん、メーカー協力により製品化される。

メーカーからテーマが与えられて、店頭販売がゴールとなるコンテスト。「作品の仕上げで終わらず、商品を考えるという実際のデザイン作業。学生デザイナーが、さらに鍛えられる」と同学園の青木稔常務理事がコメント。プロのデザイナーと同様スタンスとなる。


最優秀賞に輝いた林祥子さんの作品(大阪モード学園) 優秀賞を獲得した稲生加奈子さんの作品(東京モード学園) 優秀賞を獲得した野口慎太郎さんの作品(東京モード学園)
左から:最優秀賞の林祥子さんの作品、優秀賞の稲生加奈子さんの作品、優秀賞の野口慎太郎さんの作品


今年度、メーカーから出されたリクエストは、「水際のコーディネイト商品。水着に羽織れるようなガウンやパーカーなどのセットアイテム」と「商品ポスターのデザイン」。東京・大阪・名古屋地区に開校している同学園の生徒たちが参加し、水着のセットアイテムは、応募総数・約500作品から上位10作品がサンプル化された。そこから、最優秀賞1作品と優秀賞2作品を選出し、最優秀作品については、商品として店頭に並ぶ。(東京・新宿の店舗「三愛水着楽園・新宿アルコット店」で限定販売される)

ポスターデザインにおいては、約300の応募作品から選出。上位4作品に賞が贈られた。


東レ水着キャンペーンガールの西田有沙 三愛水着イメージガールの北川富紀子) JSAキャンペーンガールの苫米地玲奈
左から:東レ水着キャンペーンガールの西田有沙、三愛水着イメージガールの北川富紀子、JSAキャンペーンガールの苫米地玲奈


新作水着のファッションショーには、2011年のキャンペーンガール3名も出演。東レ水着キャンペーンガールの西田有沙(にしだ ありさ)。三愛水着イメージガールの北川富紀子(きたがわ ときこ)。JSAキャンペーンガールの苫米地玲奈(とまべち れな)らがステージを彩った。ショーで紹介されたカテゴリーは「フェミニン」「スポーティ」「ガーリー」の3つの区分。合計24ポーズが披露された。

■関連リンク
AQUA TREND 2011 - 東レ公式サイト内