韓国の学校と警察当局は2月中旬の同国卒業シーズンを前に、小中高校で「全裸の卒業儀式」の発生防止のため、厳戒体制で臨む考えだ。2010年には同国北西部の京幾道(キョンギ・ド)の中学校で、男女卒業生が自主的に「全裸儀式」を敢行。全裸に生卵やケチャップを塗るなどの様子が、インターネットで紹介され、同国社会は大きな衝撃を受けた。中国新聞社が報じた。

 2010年に発生した京幾道の「全裸卒業儀式」に対して、李明博(イ・ミョンバク)大統領も「単発の事件ではなく、不当な文化(が広がっていること)だ」と非難した。

 韓国政府・教育科学省は、「警察力の導入」の方針を固めた。同国の小学校・中学校・高等学校は計1万1000カ所程度だが、各校が卒業式を行う日には、警察官と行政の教育部門の職員が付近を巡回し、“事件再発”を防止するという。(編集担当:如月隼人)



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