3月3日はバーリDFレオナルド・ボヌッチにとって記念すべき日になった。カメルーン代表との国際親善試合で、同選手はイタリア代表デビューを飾っている。

3バックの一角として先発出場した22歳のボヌッチは、周囲を納得させるだけのパフォーマンスを見せたと言っていいだろう。選手本人も自身のプレーに納得しており、「良いチャレンジができたと思っている」と話した。そして、以下のように続けている。

「ここ数日で言ってきたことだけど、僕は基本的なことをしっかりとこなすことを重点に置いたんだ。これがただのスタートであってもらいたいと思うね。偉大な選手たちのそばでプレーすると、いろいろなことが簡単になるよ」

ただ、ミランに所属するDFアレッサンドロ・ネスタが代表に戻ることを決断すれば、ボヌッチは落選となる可能性が高い。ネスタは現時点で代表復帰の要請を拒否しているが、イタリア代表としては説得を諦めていないようだ。

ネスタについて聞かれたボヌッチは、「彼のことをいまさら議論する必要なんてないよ」と語り、「僕は毎週日曜日の試合で、ベストを尽くすことだけ考える。その後で監督が決断することだよ」と、今後のセリエAで活躍することを誓っている。