CL対O・リヨン戦、アウェイで0−1という結果で敗れたR・マドリー。C・ロナウド、カカーが、何とかゴールを奪おうとトライするもO・リヨンのオーガナイズされた堅守の前に決定機には至らず、反対にボールを奪われカウンター攻撃を浴びるという展開になってしまった。

 サンティアゴ・ベルナベウで決勝戦が行われるCL。このタイトルを獲得するためにフロレンティーノ・ペレス氏が会長となり、ペジェグリーニ監督を迎え、C・ロナウド、カカー、ベンゼマを獲得。アルビオル、アルベロア、シャビ・アロンソとスペイン代表クラスの選手を揃えた。しかし、いきなりのCL敗退のピンチに批判はペジェグリーニ監督に集中してしまった。

 内容の悪い試合に解任説まで持ち上がっているが、「全くプレッシャーは感じない。解任の恐れなどない」と記者会見では語ったペジェグリーニ監督。批判についても、「全然構わない」と自信たっぷり。確かに1試合の結果でここまでの批判が監督だけに集中するのはどうかとも思う。リーガでは古巣との対戦となるビジャレアル戦。ここでペジェグリーニ監督は名誉挽回し、O・リヨン戦に向け勢いを付けたい所だ。R・マドリーに再び山場が来ている。

(スペイン通信)