15枚目のシングル「RIVER」が初のオリコン週間ランキング1位となったAKB48は、名実ともに女性アイドルグループのトップに登り詰めた感がある。AKB48をプロデュースするのは、作詞家、放送作家、映画監督などの顔を持つ秋元康だ。

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若いAKB48ファンは知らないかもしれないが、秋元康は80年代にも「おあニャン子クラブ」をプロデュースして大ブレイクさせている。


    ・十代の頃、おニャン子クラブで秋元康の術中にはまり、四十代でもまた秋元康の術中にはまるとは(笑)


といった声もあるように、AKB48ファンには昔からのアイドルファンも少なくないようだ。

おニャン子クラブのとき同様、AKB48の曲でも作詞を手がけており、ブログでも、


    ・秋元康先生の詩は相変わらず脱帽もの
    ・歌詞を書いてる秋元康氏はやっぱりすごいなーと思いました!
    ・こういうエモーショナルな歌詞を書けるのは、すごいな思う


と、彼の作詞の才能には一目置いている人が多い。


今も秋元康は多方面で活躍している。最近では、「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」でEXILEの歌う奉祝曲の作詞や、「浪花刑事ブルース」で歌手デビューした元大阪府警捜査一係の敏腕刑事“なかやん”のプロデュースが、ブログやニュースサイトで話題となっているようだ。


12/17に東京ドームで行われる「韓流フォーカード〜FOUR OF AKIND〜」を総合演出するのも秋元康である。彼はイ・ビョンホンの日本でのイベントや楽曲のプロデュースをやっており、“ビョン様”ファンからの評判もいいようだ。このイベントも秋元康とイ・ビョンホンの主導で企画されたんだろう。


出演するのはイ・ビョンホンのほか、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ウォンビンだ。韓流ブームがはじまったころ四天王と呼ばれていた四人のうち、ペ・ヨンジュンをソン・スンホンに入れ替えたメンバーとなる。

ブログでは、


    ・豪華過ぎでしょ。 あー行きたい
    ・高額のチケットですが争奪戦になりそうですね〜!
    ・たぶん行かないかな〜DVDの発売を待ちます


といったストレートな反応がある一方、


    ・一律で15800円って…高すぎるっ!
    ・ステーキとうなぎ、お寿司としゃぶしゃぶを同時にテーブルに並べた感じ。正直お腹いっぱい
    ・それぞれのイベントをやってくれるほうがいいんじゃ…


と、シビアな意見を書いているファンも。


    ・韓流イベントが、値段は高いわりに安直な内容でしかないというイメージを払拭するものであってほしい。
    ・お客さんの満足度のハードルは非常に高いと思う。どんな手法を使うのか演出方法が非常に気になる。


と、総合演出の秋元康に期待しつつもプレッシャーをかけるような声もある。

「韓流フォーカード」は「奇跡がそろった。」というサブタイトルが付いているが、はたして東京ドームに奇跡は起きるのか。秋元康のお手並み拝見といったところである。



(芦之由)



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