6月14日に行われるR・マドリー会長選挙。フロレンティーノ・ペレス氏に続き立候補を決めたのがロレンツォ・サンス会長時代に副会長職を務めていたフアン・オニエベ氏だ。オニエベ氏は、「R・マドリーの価値を取り戻す」という理念の下、「ソシオこそが主役だ」と続けた。

 また、オニエベ氏は来季の監督としてウーゴ・サンチェスを迎えるとし、「長年R・マドリーで活躍した選手。バルサの通訳をしていた時が一番R・マドリーに近かったというモウリーニョとはわけが違う」とコメントした。また、チームのスペイン人選手で固める構想や、カンテラ出身を増やすとも約束している。

 フアンデ・ラモス監督の続投については、「フアンデが残した成績は素晴らしいと認める。しかし、新たな監督を選ぶときに歴史的にもR・マドリーと関わりがある人物というのが重要だ。残念ながらフアンデにはそれがない。ウーゴ・サンチェスは歴史的にもつながりがある」としている。オニエバ氏はすでに監督候補の名前も挙げているが、ペレス氏が誰を呼ぶのかこれでますます楽しみになった。

(スペイン通信)