CL決勝、対マンチェスター・U戦を1週間後に控えるバルサ。アウベスとアビダルが出場停止、マルケスが怪我で欠場が決まっているディフェンスの布陣が気になるところだが、“Mundo deportivo”紙は右サイドバックにプジョール、左サイドバックにはセイドゥ・ケイタ、センターバックにはピケとトゥーレ・ヤヤをグアルディオラ監督は起用するだろうと予想している。

 トゥーレ・ヤヤはスタンフォード・ブリッジで行われた準決勝第2レグでもセンターバックを務め、ドログバを抑えているため心配はなさそうだ。プジョールは攻撃力ではアウベスとアビダルには劣るものの、堅守で安定感があるため信頼できる。問題はプジョールを右に使った場合、左サイドバックを誰にするかだ。

 シウビーニョは経験豊富だが、運動量とフィジカルの強さを考えるとC・ロナウド、ルーニー、テベス等を相手にどこまで対応しきれるか未知な部分が多い。となると、中盤を務める左利きのケイタを左サイドバックとして起用する可能性は高い。中盤の選手がサイドバックを務めるケースは他にもあるだけにグアルディオラ監督がどんな選手起用を見せるか注目だ。

 他のポジションは怪我のアンリとイニエスタが間に合えばほとんど変更はなさそうだ。トゥーレ・ヤヤの代わりにボランチにはセルジ・ブスケツ。シャビとイニエスタがかじ取り役となり、FW3人はメッシ、エトー、アンリ。GKは不動のバルデス。残りの1週間で大きな怪我がでなければ左サイドバック以外、スターティングメンバーは確定だ。

(スペイン通信)