9日のフランス杯決勝(レンヌ対ギャンガン)に伴ってリーグ・アンの日程にあきができたことから、リヨンは8日、グルノーブルと親善試合を行なった。

 残り4試合でグルノーブルはほぼ来季の残留を決め、欧州杯の出場枠には届かない位置(12位)。一方のリヨン(3位)は優勝が完全に不可能になったわけではないが、争いからほぼ脱落し、残る目標はチャンピオンズリーグの出場権獲得となる。

 レキップ紙によると、この試合には両チームとも主力を投じた。1月中旬にアキレス腱断裂の重傷を負ったリヨンのゴブも後半から出場し、順調な回復ぶりを見せた。12日のナント戦でほぼ4ヶ月ぶりに復帰する見通し。ここ1ヶ月白星から遠ざかっているリヨンとしては、チームリーダーの復活でムードを変えるキッカケをつかみたいところだ。