英国で一般的なオフィスのパソコンのキーボードとトイレについて微生物調査を依頼したところ、パソコンキーボードの驚くべき実態がわかったと、5月2日に発信された。

英国の消費者雑誌がロンドン市内の一般的なオフィスにあるパソコンのキーボードとトイレの便座、トイレのドアの取っ手について調査するように専門家に依頼した。
調査を行った微生物学者は、対象となった33枚のキーボードのうち、4枚については健康被害を及ぼす可能性があり、うち1つについては吹き掃除した便座の5倍もの不潔なレベルのバクテリアが確認されたという。彼はこの1つをオフィスから撤去するよう推奨した。

調査を依頼した「Which?Computing」誌のサラ・キドナー編集長は「ほとんどの人たちは自分のパソコンに付いた汚れについて、さほど気にしていないが、もし掃除していないとすれば、ランチをトイレで食べているのと同じようなものだ」とコメントしている。

英国の話ではあるが、日本のオフィスも同じようなものだといえよう、会社のクリンリネスの方針や実施状況で差はあるだろうが、キーボードはなかなか掃除しないものだ。
ホコリだけでなく手垢も付着し、あるいは間に溜まっている場合がある。
トイレでランチを食べているようだと思いながらの食事もいやだが、はしかの流行や新型インフルエンザも警戒されており、バクテリアが直接関係はなくても衛生管理には気を配りたいところだ。早速キーボードの掃除をしてみてはどうだろうか。

(編集部:TAKESHI)