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去年、岡山県で初めて生息が確認された特定外来生物の水草=ナガエツルノゲイトウ。その繁殖を食い止めようと、岡山県矢掛町の川で地元の高校生が防除作業を行いました。

【写真を見る】“地球上で最悪の侵略的植物” 特定外来生物の水草=ナガエツルノゲイトウ 地元の高校生が参加して防除作業【岡山】

ナガエツルノゲイトウが生い茂る大渡川に高校生は

(瀬戸大輝記者)
「足元に広がっているのが、ナガエツルノゲイトウです。川幅の半分以上を覆っていて、水中を見てみますと、茎が密接に絡み合っています」

岡山県矢掛町を流れる大渡川。

国の特定外来生物に指定されている水草=ナガエツルノゲイトウが生い茂り、水面がほとんど見えなくなっています。

地元の高校生たちが防除作業に参加

(高校生)
「え~!すご~!」

繁殖を食い止めようと、きょう(1日)岡山県の職員と共に防除作業を行ったのは、矢掛高校の2年生8人です。

地元の若者に地域が抱える課題を知ってもらおうと、県が協力を呼びかけました。

(参加した高校生)
「重たいですね、結構。茎が長くて根っこが深いので取りづらいです」

“地球上で最悪の侵略的植物” やっかいな除去作業

ナガエツルノゲイトウは南米原産の水草で、繁殖力の高さから“地球上で最悪の侵略的植物”とも呼ばれています。

県内で初めて確認されたのは、去年1月。倉敷市真備地区の小田川でした。

その後、小田川に注ぎ込む大渡川でも見つかり、県などが防除作業を続けてきましたが、完全に取り除くことはできていません。

茎が一部でも残っていれば そこから根を出し再生

(参加した高校生)
「手ごわいですね。茎から再生するので、茎もとらなきゃいけないし」

「根っこもとらなきゃいけない」

茎が一部でも残っていれば、そこから根を出し再生するといわれています。水中で増殖すると、排水ポンプが停止したり農業被害が出たりするおそれもあるため、生徒たちは根や茎を残さないよう慎重に駆除。

約25メートルの範囲で199キロ分を抜き取りました。

地域ぐるみで河川の環境を守る

(参加した高校生)
「高校生が主体となって動くことに意味がある。そうすることで、大人も興味を持ってくれたらいいなと思う」

(岡山県環境文化部 自然環境課 山崎直人さん)
「今発見されているのが、大渡川が県内では最上流の地点。ここからしっかりと防除していくことで、(河川の)氾濫のリスクや農地への侵入のリスクの低減につなげていけたら」

ナガエツルノゲイトウのさらなる「侵略」を止めるために。岡山県は、今後も地域の住民の協力を得ながら防除作業にあたる方針です。