鉄道ジオラマセット"れんたるポポ鉄道"

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秋葉原は、ここにしかないユニークな専門店が数多く存在するサブカルチャーの街。鉄道模型店"ポポンデッタ秋葉原店"も、そんな魅力あふれるショップのひとつだ。ビルひとつがすべて鉄道模型の関連商品で埋め尽くされているばかりでなく、鉄道模型を実際に走らせることができる巨大なジオラマセット"れんたるポポ鉄道"で、自慢の車両を走らせることまでできる。

■"れんたるポポ鉄道"ができるまで

"ポポンデッタ"は1999年、インターネット通販専門の中古Nゲージ店としてスタートした。秋葉原店は、2003年にオープン。秋葉原に店を構えた理由は、当時は現在では移転した"交通博物館"があり、鉄道が似合う街に思えたからだという。開店当初から鉄道にまつわる商品をすべて扱いたいという思いから、貸し出しに出ていた35坪ほどの倉庫で模型と書籍、車両を走らせるコーナー(ジオラマ)は作られた。
鉄道模型をあきらめる人の理由は、家族などの理解を得られないことだ。結婚や子供が誕生したの契機に辞める人も多く、ジオラマがあれば、鉄道の楽しさを家族とも共有できるのではという思いがこめられている。
「れんたるポポ鉄道」を走る機関車「れんたるポポ鉄道」の全景
"れんたるポポ鉄道"を走る機関車"れんたるポポ鉄道"の全景

ジオラマの費用は、人件費が主で1,000万を軽く超えているという。ジオラマの製作は、2週間に1度徹夜で続けているが、まだ未完成で、おそらく完成することないとのこと。少しずつ変化しているジオラマの景観をお客さんに楽しんで欲しいそうだ。お客さんは男性が多いが、土日は、お母さんと子供、カップルなど、女性比率も高くなる。
トレインスコープで、走行中の映像を確認できる店内入口から見た「れんたるポポ鉄道」
トレインスコープで、走行中の映像を確認できる店内入口から見た"れんたるポポ鉄道"

利用料金は、1時間600円(税込み)より。平日は半額の料金で、2週間前からの電話予約ができる。
表1.利用料金
番線料金
1番線800円※1
2,3,4,5番線700円
6番線900円※2
7,8,9,10番線600円
全線貸し切り6,900円

※1 ECS-1コントローラー
※2 N-S2-CLコントローラー

■鉄道模型の種類と遊び方

"鉄道模型"といっても、実際にはいろいろな種類がある。まず模型のサイズは、実際の何分の一でできているのか(縮尺)と、線路の幅(ゲージ)によって決められており、指にのりそうな小さな物から、人がまたいで乗れる大きな物まで存在する。数ある模型の中でも国内で親しまれている種類は、1/150〜1/160で線路幅が9mmの"Nゲージ"と、1/80〜1/87で線路幅が16.5mmの"HOゲージ"の2種類。とくに"Nゲージ"は、その車両が豊富で、"HOゲージ"に比べて小さなスペースでも始められるため、日本で主流の鉄道模型となっている。

これらの鉄道模型は、電気モーターで走行する。一般に"パワーパック"と呼ばれる電源装置で家庭用コンセントからの交流電源を直流に変え、模型に適した低い電圧に下げてからレールに流す。すると、レールから車輪を通してモーターに電気が流れて車両が走るというわけだ。パワーパックを操作することで、レールに流れる電圧を変化させることで走行スピードを変えたり、プラスとマイナスを逆転させることで前進と後進を切り替えることもできる。こうした操作で、さながら運転手になった気分が味わえるのだ。

鉄道模型を走らせるためには、動力の入った車両とレール、パワーパックの3点が必要となる。これらは、バラバラの単品でも購入できるが、必要な物がすべて揃った入門者向けのセットが6,000円から販売されているので、最初は入門者向けのセットを購入して、あとから車両やレールを増やしていけば、初心者でも手軽に始めることができるだろう。

■鉄道の楽しみ方を伝えたい

現在、一般の模型屋さんは、量販店などに押され気味で縮小傾向にある。安売りや値引き合戦では、量販店と競争することは厳しいというのが状況だ。"ポポンデッタ"では、あえて値段で勝負せずに、取り扱い商品の豊富さと、鉄道を走らせる楽しみ方を伝えるためにジオラマで勝負しているそうだ。
駅のホームに停車中の車両「れんたるポポ鉄道」のリアルな町並み
駅のホームに停車中の車両"れんたるポポ鉄道"のリアルな町並み

メーカーの担当者からの情報によると、タカラトミー"プラレール"のユーザーは減っていないが、Nゲージで遊ぶユーザーは減りつつあるという。最近は、テレビゲーム機のように、Nゲージ以外にも楽しい玩具が多く、子供のNゲージ離れが進んでいる。短期的にみれば団塊の世代をターゲットにしたほうが儲かるのだが、長期的な視点から今のうちから子供たちにNゲージに興味を持ってもらう機会を増やすことで、将来Nゲージの世界に戻ってきて欲しいという思いがある。そのアプローチのひとつとして、各地で鉄道イベントが開催されている。
電車タイプの自動販売機を設置している「ポポンデッタ秋葉原店」の店頭
電車タイプの自動販売機を設置している"ポポンデッタ秋葉原店"の店頭

最近では、地道な活動が受け入れられてきたのか、イベントの依頼も多くなり、横浜ベイサイドマリーナでのジオラマ教室や、サンシャインシティ展望台にジオラマを持ち込んだ運転会、銀座のショールームへのジオラマ貸し出し、NHKのイベントなど、露出する機会が増えてきているという。
また、ポポンデッタでは、ジオラマのレイアウトも担当されたジオラマ作家の宮澤雅文氏を講師に迎えたミニジオラマの製作を体験できる「ジオラマ教室」も、月に1〜2回開催している。

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ポポンデッタ秋葉原店編集部:関口哲司
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