芸能生活50周年を記念したトークディナーショーを行った舘ひろし(右)と、ゲストの仲村トオル

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 俳優の舘ひろし(76)が21日、芸能生活50周年を記念したトークディナーショー「HIROSHI TACHI 50th ANNIVERSARY PARTY 2026」を、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行った。

 台風25号が接近するなか、約15倍の抽選倍率を突破したファン620人に「これで私も(石原)裕次郎さんを超えて『嵐を呼ぶ男』になると思います」と、大先輩の名を挙げ拍手を浴びた。ロックバンド「クールス」のボーカルとしてデビューした一方で最近9年間は人前で歌っていなかったが、1984年に自身が作曲したヒット曲「泣かないで」をサプライズで歌唱して盛り上げた。

 9年ぶりのディナーショーで大台を祝い「デビューした当時は3、4年で辞めようと思っていたはずが、ダラダラと50年やっていました。皆さんのおかげだと思います」と感謝。刑事コントで“前座”を務めたゲスト・柳沢慎吾(64)から花束を受け取った。

 代表作「あぶない刑事」で共演した仲村トオル(61)は、舘と名コンビを組んだ柴田恭兵(75)からの手紙を代読。石原プロ時代の後輩・石原良純(64)や、映画「怪物」「国宝」で好演した事務所「舘プロ」の後輩・黒川想矢(16)も駆けつけた。

 かつて舘に憧れオートバイに乗ったという高市早苗首相からの祝電も届くなど、一人4万5000~6万円というチケット価格にふさわしい豪華なプログラム。「泣かないで」をカラオケで練習して臨んだ舘は「こんなにお金を頂いて申し訳ない」と繰り返して照れつつも、最後に「舘ひろしは、幸せ者です」とあいさつしてビシッと締めた。

 開演前には報道陣の取材に応じ、「芝居をうまくなるな」との教えを受けた石原さんと渡哲也さんに「あの2人よりは芝居がうまいと思ってますけど、スターとしては全くかないませんね。2人の存在感には遠く及びません」と冗談めかして最敬礼。「あぶない刑事」は来年、宝塚歌劇団によって初めて舞台化されるが「通行人とかで出していただきたい」と笑わせた。

 10月21日には、76歳にして初のファンクラブを開設することが決定。会場では50周年の記念に舘が自ら選んだカリフォルニア産赤ワインも限定販売された。ディナーショーの模様は12月にBS10プレミアムで放送される。