PS進出の可能性消滅も好投続けるメッツ千賀滉大 ブルペン、先発…自身の思いを明かす
メッツは14日(日本時間15日)、ホームでのオリオールズ戦に2-1で敗れ、今季は69勝81敗。この敗戦でポストシーズン進出の可能性が消滅した。その中でもリリーフに配置転換した千賀滉大投手(33)は好投を続けている。
この日も1点をリードされた9回表に登場し、2安打と味方の失策で一死1、3塁のピンチを招いたものの、バサロ、ビーバーズを連続三振。得意の“お化けフォーク”を多投して見事に後続を絶ち、「追い込んだらどんな場面でも(三振を)狙いにはいくんですけど、今日は本当にうまく何とかって感じ」と納得の表情だった。
最新の登板は1回2安打無失点3奪三振。8月4日(同5日)の15試合では14回1/3を投げて18奪三振、防御率1.88と好投を継続している。オリオールズ戦でも新たな登場曲となったマイケル・ジャクソンの「Beat it」に乗って千賀が登場するとファンから大歓声が沸き起こった。リリーフでの貢献が認められている証であり、それに関しては千賀も「それに相応しいピッチング、パフォーマンスをしていければいいなと、それはいつも思います」と喜びを隠さなかった。
2027年も残り13試合。千賀は今後も重要な場面で起用されそうだ。今日の試合後、クローザーの素養もあるのではと問われると、千賀は「後々はそうなりたいと思う。自分の中でアメリカに来る時、リリーフっていうのは頭の中にもちろんあった」と返答。「(救援も)やってみたいというか、やりたかった気持ちもあった」と続け、ブルペン登場への意外な希望を吐露した。もっとも、その一方で「(リリーフをやるなら)先発でダメだからとかじゃなくて、自分で手を挙げて(やりたかった)。先発としてまだ自分がやり残したこと、自分が先発としてまだ何も成し遂げてないという(気持ち)のが頭の中にある」ともともとの役割へのこだわりにも言及している。5年契約最終年となる来季、千賀にどんな役割が任されるのかは未知数ではある。シーズン残り試合でのパフォーマンスが来季以降につながることは間違いなさそうだ。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

