高須クリニックの高須幹弥氏が自身のYouTubeチャンネルで「他人の些細な仕草、表情、言動、音、臭いが不快に感じてイライラする人の特徴と対処法」を公開した。動画では、日常生活で他人のちょっとした行動にイライラしてしまう現象について、その原因や個体差、そして正しい対処法について医師の視点から見解を語っている。

高須氏は冒頭、他人の行動や音、匂いに対して不快感を抱くことは誰にでもあるとしつつ、その感じ方には「すごく個体差が大きい」と指摘した。食事中の咀嚼音や舌打ちのような音、さらには他人の貧乏ゆすりや体臭など、特定の刺激に対してひどく嫌悪感を示す人がいる一方で、全く気にならない人もいると具体例を挙げて説明する。

この感覚の差が生まれる原因として、高須氏は先天的および後天的な要因を提示した。先天的なものとして、音や触覚などに敏感な「HSP気質」などを例示。一方、後天的な要因としては、自分にも他人にも厳しい「完璧主義」や過去のトラウマなどを挙げた。さらに、ホルモンバランスの乱れや人間関係の悩みなど、その時の「精神状態によっても変わってくる」と語り、心に余裕がないときほど些細なことでイライラしやすいと解説した。

対処法について、高須氏は「ちゃんと自分の性質を認識するってことが大事」だと提言する。自分がイライラしているとき、それをすべて他人のせいにするのではなく、「自分は今余裕がないからイライラするんだ」と客観視するメタ認知の必要性を説いた。それでも我慢できない場合は「無理して人と一緒にいなくて、一人でいる」と物理的に距離を置くことを勧め、自己理解が人間関係を保つ鍵であると締めくくった。