岡山市立の小中学校で相次いだ「コンクリート片落下」を受けて内部の状態を確認する「打診調査」を実施
岡山市立の小中学校で、コンクリート片の落下が相次いだ問題で、岡山市教育委員会は点検や修繕を進めています。きょう(14日)、岡山市北区の中学校でも調査が行われました。
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(記者)
「岡山市北区の御南中学校です。校舎のコンクリートの状態を確認する作業が行われています」
きょう(14日)から始まった、コンクリートの内部の状態を専用の道具で叩いて確認する、「打診調査」です。
御南中学校では、5月にコンクリート片が落下、剥がれ落ちそうなコンクリート片の除去作業が行われましたが6月10日、取り切れなかったとみられる破片が落下し生徒の肩に接触する事故が起きていました。
これを受け応急修繕を実施しましたが、より精密に調べるために、打診調査が始まりました。
(御南中学校 小倉恭彦 校長)
「我々は建築のことは分かりませんので、やはり専門の業者が入っていただいて、きちんと丁寧に見ていただくというのが一番よいと思っています」
相次いだ「コンクリート片」の落下
コンクリート片の落下は、5月19日には石井小学校で、6月1日には牧石小学校でも発生しています。落下の原因の一つは建物の老朽化と考えられ、落下があった3校とも1970年代に建てられています。
岡山市教育委員会によりますと学校はこの頃に建設が集中していて修繕の時期が重なることから財政面も含めた計画的な対応が課題となっています。
(御南中学校 小倉恭彦 校長)
「学校は安全や安心が基本ですので、今回剥落をしてしまったんですけども、丁寧に見ていただいて、きちんと処理をして、末長く使っていけたらいいなと思います」
岡山市教育委員会が5月に実施した緊急点検では、岡山市立の小・中・義務教育学校124校のうち32校で落下の恐れもしくは落下の跡が確認されていました。岡山市は、なるべく速やかに該当する全ての学校で破片の除去・修繕を行うとしています。

