松本市奈川ではクマが車に体当たり ボンネットに覆いかぶさる 長野県内でクマの目撃相次ぐ 中川村では小学校近くで親クマ1頭と子グマ2頭を確認
長野県内では、13日から14日朝にかけてクマの目撃が相次ぎ、少なくとも4件確認されています。警察が注意を呼び掛けています。
14日午前6時半ごろ、上伊那郡中川村片桐の県道で、「親グマ1頭と子グマ2頭を見た」と通行人から警察に通報がありました。現場は、中川西小学校の北約100メートルの場所で、警察が駆け付けましたが、クマは見つかりませんでした。
中川村では、小中学校の登下校時に保護者の車での送迎を呼び掛けるなど対応に当たりました。
「被害はありますね。作物、ネギは食べられることはないですけど、入られることはありますね、足跡とか」
一方、13日午後9時半ごろ、松本市奈川の県道では車を運転していた男性が、前方にクマを見つけて停車しました。
すると、クマが車に体当たりし、ボンネットに覆いかぶさったということです。ヘッドライトの一部が壊れましたが、男性にけがはありませんでした。
警察によりますと、県内ではこのほか14日朝、長野市松代町でクマ1頭が、上水内郡信濃町でクマ2頭が目撃されています。
県林務部によりますと、8月、人の生活圏で確認されたクマの目撃件数は83件でした。2025年の同じ時期より約100件、2024年と比べると250件以上少なくなっています。県によりますと、例年は山の餌が少なくなり、農作物の収穫期を迎える8月に目撃件数がピークとなる傾向があります。しかし、今年は件数が大幅に減っていて、「クマの行動を予想しにくい状況」としています。
また、一度餌場と認識した場所には繰り返し現れる恐れがあるとして、生ごみは収集日の朝に出すなど対策を呼び掛けています。

