近畿は厳しい残暑続く 23日は京都で38℃ 大阪や奈良も35℃以上続く

近畿地方では、週末から来週前半にかけてさらに気温が高くなる見込みです。22日(土)から25日(火)にかけては、京都市で37℃〜38℃の体温超えの暑さが続き、大阪市や奈良市でも35℃以上の猛暑が続くでしょう。また、台風18号の動向によっては猛暑が長引く可能性があります。残暑と思えない厳しい暑さとなるため、熱中症対策を徹底してください。
残暑と思えない暑さ 京都で38℃予想 広く35℃以上に

上の図は、上空1500m付近の気温です。近畿は18℃以上の暖かい空気に覆われています。来週25日(火)にかけてさらに暖かい空気が流れ込み、九州や中国地方では21℃以上のエリアもある見込みです。近畿にも一段と暖かい空気が流れ込むでしょう。
大阪市では、昨日19日の最高気温が35.1℃で、9日ぶりに35℃以上の猛暑日となりました。この先は猛暑がしばらく続く予想で、23日(日)から25日(火)にかけては36℃予想です。京都市では22日(土)から25日(火)にかけて37℃以上の体温を超えるような暑さが続き、23日(日)は38℃と危険な暑さになる見込みです。奈良市でも、23日(日)と24日(月)は37℃まで上がるでしょう。
8月も下旬に差し掛かりますが、厳しい暑さが続きます。油断せず、熱中症対策を徹底してください。
台風18号の動向に注意 暑さが長引く可能性も

台風18号の動向にも注意が必要です。
台風18号は、今後発達しながら日本の南海上を北西に進み、来週にかけて沖縄方面へ進む見通しです。その後の進路の予想にはまだ幅がありますが、進路によっては暖かい空気が流れ込みやすい状態が続き、猛暑が長引く可能性があります。
また、気象予測モデルの中には、西日本へ近づく予想もあります。近畿の天気に影響する可能性があるため、今後の動向に注意してください。
厳しい暑さに備える 熱中症対策にプレクーリングを

近畿ではこの先も猛暑が続き、京都市などでは37℃〜38℃の体温超えの暑さが予想されています。普段の熱中症対策に加え、「プレクーリング」を取り入れるのも効果的です。
プレクーリングとは屋外の作業などを始める前にあらかじめ体を冷やしておくことで、作業中に体温が上がるペースを緩やかにする方法です。プレクーリングには2つの種類があります。
1つは、体の内側から冷やす方法です。冷たい物を飲むことで、体を内側から冷やすことができますが、おすすめは「アイススラリー」です。スポーツ飲料と、凍らせたスポーツ飲料をミキサーでかくはんして作ります。微細な氷と液体が混ざっているため、液体だけを飲む時に比べて、冷たさがゆっくりと体の内部に伝わりやすくなります。水分だけでなく塩分や栄養素も補給できますが、一度に大量に飲むと胃に負担をかけるので、少しずつ飲みましょう。1回に100グラム程度を、数回に分けて飲むのがよいとされています。
もう1つは、体の外側から冷やす方法です。保冷剤などが体に接触するように作られたクールベストや、ファンのついた上着を着るのもおすすめです。また、水の入った器に手や足を入れ、10分ほど冷やすだけでもプレクーリングになります。水温は10〜15℃が効果的です。水温が低すぎると血管が収縮してしまい、逆効果になります。他にも体に水をかけて扇風機で風を送ると、気化熱の効果で体の熱が下がりやすくなります。
プレクーリングは、いくつかの方法を組み合わせて行うと、より効果的です。屋外での作業やレジャーの際は、プレクーリングも活用しながら熱中症対策を心がけてください。
