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今年3月から6月にかけ、50代の女性が現金と電子マネー合わせて約55万円をだまし取られる詐欺被害がありました。

警察によりますと、今年3月上旬、山形市に住む50代の女性はFacebookで見つけた『株の勉強をしながら儲けませんか』という広告に興味を持ったことをきっかけに、個人投資家やそのアシスタントを名乗るLINEアカウント「鈴木○○」「中田○○」とやり取りを始めました。

紹介されて参加した「AFS株式知識交流グループG-275」というライングループでは、複数の参加者が『鈴木さんや中田さんのおかげで株式投資で何百万円も儲かった』などとメッセージ投稿をしていたことで女性は期待を持ったということです。

■信用された「中田」が次に言い出したのは…

すると「中田」から、
『鈴木が行っているAFS証券会社上場計画に従うだけで1日5%から10%の利益を得ることができる』
『上場計画に参加するためには新しく口座を開設する必要がある』
『口座を開設すれば、あなたに50万円の初期費用をプレゼントする』
などと説明され、女性は指定されたURLからウェブサイトに接続して「AFS口座」を開設するとともに、投資手続きを担当するLINEアカウント「AFS専属カスタマーサービス」を友達登録しました。

女性名義のAFS口座には、「中田」から言われたとおり、初期費用の50万円の入金がサイト上で確認でき、その初期費用を使って「中田」から指示されたとおりにサイトを操作し株を売買すると、利益を上げることができたということです。

すると今度は『より多くの利益を出すには、さらに投資の金額を増やす必要がある』と「中田」から提案され、それを信用した女性は、PayPay送金と指定口座への振り込みで、合わせて約45万円を支払いました。

■利益を確認することはできたが…いつまでも出金できず

サイト上で数百万円の利益が確認できたため、出金を依頼したところ、サービス料として10万円を請求され、PayPay送金で支払いましたが、いつまでも出金できないことに加え、相手と連絡が取れなくなったことで被害に気付いたということです。

この被害は、SNSなどを通じて対面することなく、やり取りを重ねて信用させ、指定した預貯金口座への振り込みなどで金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」という手口の特殊詐欺です。

警察は、SNS上でいくら親しくなったとしても、一度も会ったことがない人から金銭を要求されたら詐欺を疑い、家族や警察にすぐに相談するよう呼びかけています。