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夏の甲子園2回戦で、県代表の大分商業は13日、香川・英明と戦い、1ー6で敗れました。最終回に意地を見せ1点を奪った裏側には、3年生21人の絆がありました。

【写真を見る】大分商エース平田「土は拾わない…帰ってくる」夏の甲子園2回戦で敗退 ベンチ外の3年マネージャーは感謝の涙

エース平田は5回から登板

大分商業は、13年ぶり県内最多となる16回目の夏の甲子園出場にあたり、3年生の選手18人全員をメンバーに登録。

しかし、マネージャー3人は、1試合に1人しか記録員としてベンチに入れないため全員が甲子園の舞台に臨むには、もう1試合が必要でした。

勝利を目指した2回戦。県大会から全試合で先発してきた3年の米田が、高い制球力で相手打線を抑え、4回を1失点にまとめます。

(米田泰志投手)「チームのために流れを持ってくるぞという思いでマウンドに立ちました。周りも見られて、力を抜いて投げられたので良かったと思います」

5回からは、プロ注目のエースでキャプテンの平田がマウンドへ。

1点も与えられないプレッシャーの中、制球が定まらず6四死球と乱れ、9回には4点を奪われ、さらに突き放されます。

「2回も応援させてくれてありがとう」

6点差を追う最終回、ノーアウト2塁で、打席には4番キャッチャー伊東。

(伊東大雅選手)「絶対ここで打点をあげて、流れを持ってきて逆転したい気持ちで打席に入りました」

伊東は、ここまで抑えられていた相手のエースからセンター前タイムリー。1点を返し、伝統校の意地を見せます。

しかし反撃もここまで。英明に1‐6で敗れ、大分商業の夏は終わりました。

(ベンチ外だった佐藤有咲マネージャー)「3年間一緒に目指してきたところ、甲子園というところに連れてきてくれて、2回もみんなのことを全力で応援させてくれて、ありがとうと伝えたいです」

(平田玲翔キャプテン)「ベンチに入れてあげたかったので、佐藤には申し訳ない気持ちでいっぱいです。みんなに最後まで諦めないでいてくれたので、本当にありがとうと伝えたいです。甲子園の土は拾っていません。もう一回ここに帰ってくる、プロになってこの場で一勝をあげる誓いのために拾いませんでした。プロ野球選手、そしてメジャーリーグに行くというのが将来の夢です。」

21人で甲子園1勝をつかんだ、3年生の夏。キャプテンとして、エースとしてチームをけん引してきた平田は、仲間に感謝の言葉を述べ、新たなステージでの活躍を誓いました。