【まる子】700万円の利益と「凄まじい年間配当金」…5年前に《三菱UFJ株》に100万円投資した人の羨ましい現在

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5年間で日経平均株価は倍以上に

こんにちは。株主優待好きの主婦、まる子です。今回は優待のお話ではなく、「もしも」シリーズ。今回取り上げる銘柄は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」(8306、以下三菱UFJ)です。

市場の乱高下が続いていた7月13日の東京株式市場で、三菱UFJの時価総額が約42兆円に達し、トヨタ自動車(7203)、キオクシアホールディングス(285A)などを抜いて初めて日本企業トップとなりました。

もし5年前に三菱UFJの株を買っていたら今どうなっていたのか。検証してみましょう。

本題に入る前に、ここ5年間の日経平均の勢いを確認しておきたいと思います。5年前、2021年の大発会(その年最初の取引日)での日経平均株価は2万7258円38銭でした。2026年7月末の日経平均は6万4361円02銭で、5年間の上昇額は3万7102円64銭。累積上昇率は約136%となっています。

2021年の大発会で日経平均連動資産に100万円を投資していた場合、2026年7月末時点では約236万円になった計算です(配当・税金・手数料含まず)。5年で倍以上ってすごいですよね。

この日経平均の急激な上昇理由として、まず円安で輸出企業の利益が急増したことが挙げられます。2021年に1ドル=約110円だった為替レートは現在160円近辺。海外で稼いだドル建ての利益が2021年当時と全く同じだとしても、この為替の変動だけで輸出企業は日本円ベースの利益が大きく押し上げられることになります。

また世界的なAI・半導体ブームで関連企業の利益が増加。東京証券取引所の改革もあり、海外投資家の資金が割安な日本株にドッと流れこみました。また、NISA拡充による個人投資家の資金流入も考えられます。

たった5年で100万円が大金に

そんな中、さらに伸びているのが三菱UFJへの投資です。正直、5年前とは隔世の感を抱かずにはいられません。

当時はマイナス金利政策の影響で、どの銀行も超低金利でお金を貸し出していました。利ざやの縮小で利益を期待できないため、メガバンク、地銀に関係なく日本の銀行株は市場から見放されている状態。さらにコロナ禍での景気悪化や貸し倒れのリスクも懸念されていて、銀行株への投資は避けられていたのです。

しかし、2022年以降、状況が一変します。日銀の超低金利政策の修正で「金利のある世界」へと事業環境が変わり、利ざやが改善しました。また、株主への利益還元も積極的になり、増配や自社株買いなど、個人株主も大切にしてくれる会社へと変わっていきました。

では、三菱UFJの株を2021年大発会に100万円分買っていたらどうなっていたのでしょうか。株価上昇による利益と配当金の2つを考えてみます。

まず、2021年の大発会時に約465円だった株価は、2026年7月に約3700円まで上昇しました。5年前に100万円で購入できた単元株は約2100株。この数字で仮定すると、評価額は約777万円になる計算です。株価だけでも7.96倍!得られる利益は、777万円から元手の100万円を引いて677万円です。

そして、これに配当が加わります。

三菱UFJの恐ろしい増配スピード

三菱UFJは増配のスピードが恐ろしく、2021年3月期に1株25円だった配当は2026年3月期に86円となりました。8月6日時点の配当利回りは2.7%近辺。会社発表によると2027年3月の予想は10円増配の96円となっています。

2021年に2100株保有していたら、年間配当金は5万4600円です(1株12.5円の2021年3月期期末配当+1株13.5円の2022年3月期中間配当)。さらに毎年増配を続けていったこの配当を5年間積み上げると約55万円。株の評価額と配当を足すと、100万円が約832万円に化けたことになります。(税金など含まず)。

来年の配当予想がそのまま実現すると、振り込まれる年間配当金は約20万円です。2021年から7年間保有した場合、配当金だけで投資額の100万円のほとんどが回収できてしまいます。簿価での配当利回りを考えると約18.5%となり、長期保有がいかに強いかがわかるんじゃないでしょうか。

とはいえ、結果だけ見るとなんだか簡単に見えてしまうのが株の世界。大幅な株価上昇の恩恵や異次元の高配当を得るには、先見の明だけでなく、ある程度の運も必要です。

5年前から保有している方は当時不人気だった三菱UFJ株にあえて投資しています。その後、日銀の政策変更や金利の正常化、過去最高益の達成、株主還元の強化など、時代の流れがうまく変わっていきました。

逆張りではなく順張りもアリ

では、今から三菱UFJへの投資はありか?なしか?

個人的には「あり」だと思います。ただ、やはり株価は高値圏にあり、多くの金額を投資しないほうが良いでしょう。

私を含む多くの個人投資家は「安く買って、高く売る」逆張りを好みます。割安になっている株を探し、株価の上昇を待つ、王道の投資方法ですが、難点は「時代に逆らっている」こと。

今の日経平均の上昇を見る限り、三菱UFJのような“順張り”で高値を追いかけるのもありではないかと思います。特に銀行株は日銀によるもう一段の金利上昇が見込まれ、株主還元にも積極的です。この5年間のような株価上昇は見込めないにしても、今後は安定した配当銘柄として保有するのも良いのではないかと思います。

一方で、“次なる三菱UFJ”を今から見つけたい方もいるはず。

つづく記事〈持っているだけでお金が増え続ける「錬金術銘柄」…カリスマ主婦は《東京海上HD株》に注目〉では、候補を3つ紹介します。

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