カワサキ「Z400」2027年モデル

写真拡大

「Sugomi」デザインと扱いやすい特性

 カワサキは2026年9月5日に、ミドルクラスのスーパーネイキッド「Z400」の2027年モデルを発売します。

 コンパクトな車体と力強いスタイリングを兼ね備えたこのモデルは、走行性能と快適性を高い次元で融合させ、ライダーの五感に訴えかける走りを提供します。

【画像】超カッコいい! これがカワサキ「Z400」2027年モデルです! 画像で見る(21枚)

 搭載される排気量398ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンは、パフォーマンスとコントロール性のバランスを追求した設計となっています。

 スロットル操作に対して素直に反応するエンジン特性が、スムーズな加速と優れた扱いやすさを生み出しています。

 また、大型のエアクリーナーボックスからインテークマニホールドまでを直線的につなぐダウンドラフトインテークを採用することで、吸気効率を向上させました。

 この設計により、低速域での豊かなトルクと滑らかなエンジンレスポンスを実現し、ビギナーからベテランまで幅広い層のライダーが快適に扱えるキャラクターとなっています。

 クラッチにはレース活動から得たフィードバックをもとに開発されたアシスト&スリッパークラッチを搭載しています。

 アシストカムによってクラッチスプリングの荷重を軽減することで、軽いクラッチ操作と広いミートレンジを確保し、スリッパーカムによって急なシフトダウン時に生じるバックトルクを抑え、スムーズな減速操作を可能にしています。

 熱管理の面では、カワサキ特許技術であるラジエーターファンカバーをラジエーター後方に設けることで、熱気を車体側面へと効率よく排出し、ライダーへの熱影響を最小限に抑えています。

 車体まわりについては、高張力鋼を用いたトレリスフレームを採用しています。カワサキ独自の高度な解析技術によってエンジンをストレスメンバーの一部としてリジッドマウントするとともに、スイングアームピボットをエンジン背面に配置することで、フレーム構造をシンプルにしながら最適な剛性を確保し、軽量化にも大きく貢献しています。

 フロントサスペンションにはインナーチューブ径41mm のテレスコピックフォークを採用し、剛性と作動性のバランスによって優れた接地感とクイックなハンドリングを実現しました。

 リアサスペンションには5段階のスプリングプリロード調整機能を備えたユニトラックリアサスペンションを装備しており、走行シーンや好みに応じた細かなセッティングが行えます。

 ブレーキはフロントにΦ310mm のセミフローティングペタルディスクを採用し、高い制動力を発揮します。高剛性のブレーキマスターシリンダーと最適化されたブレーキホースの組み合わせによって無駄なストロークを省き、コントロール性とブレーキタッチを高めています。

 スタイリングの面では、カワサキのZシリーズが体現する「Sugomi」デザインフィロソフィーに基づいた造形が与えられています。

 シャープなラインとボリューム感のあるボディワークが融合し、低く構えたフロント部分から流麗なラインを描く燃料タンク、そして高く跳ね上げられたテールセクションへと続くフォルムが躍動感を生み出しています。

 フロントマスクには鋭角的なデザインのカウルとコンパクトなメーターバイザー、高照度の LED ヘッドライトが組み合わされ、アグレッシブな印象を与えます。テールライトにも LED が採用されています。

 コックピットには視認性の高い指針式タコメーターと、スピードメーター、ギアポジションインジケーターなどを備えた多機能液晶ディスプレイを装備しています。

 ハンドル、シート、ステップの位置関係を最適化したライディングポジションは、アップライトな姿勢とワイドなハンドルバーの組み合わせにより、積極的な操作を可能にしています。

 2027年モデルのカラーはエボニー×メタリックカーボングレーの1色展開で、価格(消費税込)は77万円となっています。

 ミドルクラスのネイキッドとしてバランスの取れたスペックと洗練されたデザインを持つZ400は、日常的な街乗りからスポーティな走行まで、幅広い用途で活躍できる1台といえます。