日立製作所笠戸事業所で台湾新幹線「N700ST」お披露目!第一陣が出荷へ
台湾の新幹線=台湾高速鉄道の新型車両が下松市の日立製作所笠戸事業所で製造されていてきょう(30日)、第一陣の出荷を祝うセレモニーが行われました。
セレモニーには、台湾高速鉄道の史哲董事長や日立製作所のジュゼッペ・マリノ専務など関係者およそ230人が出席しました。
お披露目されたのは台湾高速鉄道の新型車両=「N700ST」です。(えぬ・ななひゃく・えすてぃー)
「白のボディにオレンジと黒のラインが施された台湾高速鉄道の新型車両。ベースとなっているのは、東海道・山陽新幹線で活躍する最新鋭車両「N700S」。日本の新幹線が22年ぶりに台湾に向かいます」
日立製作所と東芝が共同で製造する「N700ST」は12編成あわせて144両です。
最高速度は300km、従来の車両に比べて、軽量化や省エネ化が図られているほか、揺れを大幅に抑える装置が導入され、乗り心地も向上しています。
(台湾高速鉄道・史哲董事長)
「台湾高速鉄道は単なる交通手段だけでなく台湾の大動脈なのです。この大動脈こそが台湾半導体のシリコンロードを促進してきたのです」
台湾の首都・台北と南部にある第二の都市・高雄を最速1時間35分で結ぶ台湾高速鉄道。
「N700ST」の導入により、車両数が増えることでピーク時の輸送力は現在と比べて25%増強される見込みです。
セレモニーでは、おととい(28日)の熊本地震を受け、台湾高速鉄道が被災地支援として2000万円を寄付することも発表されました。
車両は、船で輸送され第一陣は来月15日に現地に到着する予定です。
今後、試運転などが行われ来年(2027年)下期の営業運転開始を予定しています。
