記者会見する男子テニス錦織圭=26日、米ワシントン(共同)

 【ワシントン共同】男子テニスで元世界ランキング4位の錦織圭(36)=ユニクロ=が26日、今季限りでの引退を4月に表明してから初の記者会見に米ワシントンで臨み、決断の経緯について「(昨年8月の大会後に)初めて頭によぎった。痛いところが三つ、四つあり、ここからまた体を戻して戦うという決断がメンタル的にできなくなっていった」と語った。

 2022年1月に股関節の手術を受け、23年6月に実戦復帰してからもけがに悩まされ続けた。「この1年は本当に苦しんだ」と吐露。「練習やトレーニングに行く足が重くなってしまった。今まではそれが全くなかったので、そういった決断もあるのかなとよぎった」と当時の心境を明かした。

 27日(日本時間28日)に、引退表明後初の試合となるムバダラDCオープンの1回戦で商竣程(中国)と対戦する。

 4月ごろに1カ月間、体を休養させたことで「練習が思い切りできるようになり、感覚も良くなった。終わるタイミングでテニスをまた好きになれそうというのは良かった」と笑顔で話した。

試合会場で練習する錦織圭=26日、米ワシントン(共同)