デリバリー配達員のレクター氏が自身のYouTubeチャンネルで「【違反か】自分で注文して自分で配達?推奨する声の登場に思うこと【Uber Eats配達員】」を公開した。フードデリバリーサービスで話題となっている「自分で注文して自分で配達する」手法について、大手メディアの記事を引用しつつ、配達員の視点からその危険性に警鐘を鳴らしている。

SNS上では「自分で注文して自分で配達すればタダ飯ができる」という行為が話題になり、一部でこれを推奨する声も見られたという。レクター氏はこの事態を受け、大手ニュースメディアがデリバリー大手3社(Uber Eats、出前館、menu)に問い合わせた記事を紹介した。

記事の回答によれば、出前館とmenuは利用規約において自ら配達する行為を明確に禁止している。一方、Uber Eatsは一律に禁止する直接の規定はないものの、不適切な利用や不正な目的に該当すると判断された場合はガイドライン違反とみなすとしている。これを受け、レクター氏は「グレーだが実質的にはアウトに近い」と自身の見解を示した。

さらに、この手法を推奨しない理由について「リスクの割に恩恵が少ないから」「アウトに近いから」「誰も責任を取ってくれないから」という3つのポイントをフリップで提示した。仮にアカウント停止や損害賠償請求を受けたとしても、推奨した人物は「何も責任を負わないで逃げる」と断じ、安易な実行のリスクを強調した。また、過去にUber Eatsで起きた自作自演の注文による逮捕事例も紹介し、システムの悪用が法的責任に問われる可能性についても言及した。

最後にレクター氏は、わずかな恩恵のためにアカウントを失うリスクは全く釣り合っていないと結論づけた。「こういった危険な行為を推奨するのは本当に良くない」と改めて注意喚起を行い、視聴者に対して甘い誘惑に乗らないよう呼びかけて動画を締めくくった。

チャンネル情報

Uber Eats、出前館などフードデリバリー配達員を行う傍ら、YouTubeで配達員の情報発信をしています。