物々しい雰囲気の明治神宮球場(カメラ・古川 剛伊)

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 5月最終日となった31日、都内各地でビッグイベントが多発した。この日をもってグループ活動を終了する「嵐」が東京ドームでラストライブを行うほか、神宮球場では早慶戦で32年ぶりの天覧試合を実施。東京競馬場で日本ダービー、MUFGスタジアム(国立競技場)でのサッカー日本代表戦など、スポーツや音楽イベントが密集した。

 初夏の陽気となった5月最終日。都内はどこも人混みだ。

 東京六大学野球春季リーグ戦最終週の早大―慶大2回戦は、天皇陛下が神宮球場に来場される中で開催。昨年創設100周年を迎えた同リーグでは、1994年春の早慶戦を当時の天皇、皇后両陛下(現上皇、上皇后両陛下)が観戦して以来、32年ぶりの天覧試合となった。神宮球場の内外では異例の厳戒態勢。球場の最寄り駅である東京メトロ外苑前駅周辺には、試合開始4時間以上前から多くの警察官が警備にあたった。また球場の入場口では来場者に対して通常時は行われていない手荷物検査や、金属探知機を使用したチェックを実施。徹底した警備態勢が敷かれた。

 その神宮球場に隣接する秩父宮ラグビー場では、ラグビーのNTTリーグワン・プレーオフトーナメント準決勝の埼玉―東京ベイ戦が行われた。リーグワンの公式サイトでは前日30日に「明治神宮野球場への天皇陛下御行幸に伴い、スタジアム通り(正門側)の交通規制が行われる予定です」と伝え、退場時に東門(バック側)を利用するよう、来場者に要請。「正門からの退場を一時的に制限する場合がございます。周辺イベントによる混雑も予想され、各駅からご入場まで通常よりお時間を要する可能性がございます」と事前に呼びかけた。

 夜には神宮球場に隣接するMUFG国立でサッカー日本代表戦が開催。北中米W杯(6月11日開幕)に臨む森保ジャパンが、開幕前の国内最後の一戦となる壮行試合でアイスランド代表と対戦する。

 東京・府中市の東京競馬場では、第93回日本ダービー・G1。2023年生まれの3歳馬7944頭の頂点を目指す競馬の祭典だ。ここ数年は毎年7〜8万人が来場しており、晴天に恵まれた今年も朝から多くのファンが府中に駆け付けている。

 イベントはスポーツだけではない。東京臨海副都心(台場・青海地区)エリアでは「ポケモン GO」を楽しむリアルイベント「Pokémon GO Fest 2026:東京」を、29日から6月1日まで開催中。この日もネット上では「お台場来たけど人多すぎ」「人めっちゃいる」「都内やばい」という声が寄せられている。

 また東京・日比谷公園とその周辺施設では音楽イベント「日比谷音楽祭」を開催。今年で8年目を迎え、これまでメインステージとして使われてきた日比谷公園大音楽堂(野音)の再整備のため、会場を東京国際フォーラムに“引っ越し”して行われている。

 そして午後6時からは東京ドームで「嵐」のラストライブ。この日が全国ツアー「We are ARASHI」(5都市計15公演)の最終公演で、約26年半の活動に幕を下ろす。会場周辺の混乱やマナー違反対策も徹底し、25日には所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」の公式Xが、「公演のチケットをお持ちでない方は、東京ドームへのご来場はお控えください」と“音漏れ参戦”などの自粛を周知。公式Xやファンクラブサイトなどでは、「#531はおウチで嵐」のハッシュタグを推奨し、在宅鑑賞を呼びかけている。