40代、引越しで「やってよかったこと」4つ。荷づくりがラクになる意外な工夫
引越しで疲れないための工夫を紹介します。今回話を聞いたのは、夫の転勤をきっかけに、結婚以来7回の引越しを経験してきたOdekoさん(40代)。夫婦2人で暮らすなかで、「引越しでやらなくていいこと」や「あると便利だったもの」が見えてきたといいます。詳しく伺いました。

1:引っ越しの「やることリスト」をつくる

私の場合、引っ越しで消耗する原因は梱包などの「作業疲れ」よりも、頭の混乱による、「気疲れ」でした。
家探しから始まり、役所での手続きやライフラインの契約変更、粗大ゴミの手配…。頭の中でタスクを整理しようとすると、「もうやった?」「まだだっけ?」と、同じことを何度も考えることに。その繰り返しが疲労につながっていました。
そこで実践したのが、やることすべてをスマートフォンに書き出して、処理ずみのタスクをチェックしていく方法。可視化することで不安や確認の手間が減って、気持ちがぐっと軽くなりました。家族で作業を分担する場合も、進捗が共有できて、タスクの抜け漏れや重複防止に役立ちます。
作業に慣れてくると、すぐに終わるタスクは書くこと自体省略したくなります。しかし「やったかどうか」を忘れてしまいもう一度確認することになる失敗も。
たとえ細かいタスクでも、引越しにまつわる一連のタスクはすべて書き出して、「リストを見れば一目瞭然」という状態にすることが大切です。
2:梱包はガムテープの色で判別

引越しで負担になりがちなのが、梱包作業で段ボールに中身を書くこと。
そのため、自分で梱包する場合は段ボールには書き込まず、封をするガムテープの色で荷物を分けるようにしました。
・黄色:すぐ開封するもの
・緑色:あとで開封
・茶色:夫の部屋のもの
たとえば黄色の箱には、最低限の生活がすぐに始められるように、入居当日に使う「日用品、タオル、着替え、お風呂セット」など、優先順位の高いものを梱包。ただし、割れものや危険物のように、中身が分かる必要のあるものは詳細を書いておきます。
引越し当日は体力も気力も限界になるもの。だからこそ「すべてを完璧にしようとせず、最低限の優先順位が分かれば十分」という気持ちで臨んでいます。
3:入居後すぐに収納場所を決めない

引越しに慣れていないころは、収納場所や収納方法まで、入居してすぐに決めてしまっていました。
ただ、実際暮らし始めると、「マグカップはここじゃなかった」「タオルの収納場所が不便で家族が片付けてくれない」といった不満が出てきて、結局また収納をつくり直すことも。
そこで、収納は暮らし始めてから徐々に決めるようにしています。動線や取り出しやすい場所など、実際暮らしてみないとわからないことが多いからです。
完成を急がずに、まずは生活を回すことを優先。これも疲れないための工夫だと思います。
4:引越し前に無理にものを減らそうとしない

ものを手放すタイミングも大切です。
私にとって引越しは、ものを減らす最大のチャンス。新居の間取りや収納場所をイメージしながら、引越し前の荷づくりと並行して選別を進めたいタイプです。
一方で夫は「全部持っていけばいいんじゃない?」くらいの感覚。キッチンや洗面など共有スペースのものを整理するときには、夫にも確認が必要で思うように進みません。
そこで、引越し前にものを減らすのはやめて、いったん新居へ運ぶことに。
いざ新居の収納に入れてみると、収まりきらないものや使いみちがないものが出てきます。これらを一緒に確認しながら、「捨ててもいい?」と声をかけてみたところ、すんなり受け入れてくれました。
ものを減らすタイミングは「引越し前」のほうが、ラクになると考えていましたが、引越し後のほうがスムーズに進むこともあるのだと感じました。
私自身も「引越し前に捨てなきゃ」という気持ちを手放すことで、心の疲れない引越しができるようになりました。
