山形放送

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3月に入り、ウィンタースポーツも終盤を迎えています。こうしたなか、山形県内外からの観光客や海外からのインバウンドで賑わう蔵王温泉スキー場では今シーズンから導入した新たなサービスが注目されています。

「3,2,1 スタート!」

3日日曜日、青空が広がった蔵王温泉スキー場です。

記者リポート「きょうのスキー場は天候にも恵まれ思い思いに滑っていく」

シーズンも終盤となる中、ゲレンデには多くのスキーヤーやスノーボーダーの姿がありました。

東京から「めちゃくちゃいい景色で」「きのうはめちゃくちゃホワイトアウトできょうは天気も良く最高」

こちらの女性は2日がスノーボード初挑戦とのこと。

「2日は最初ということもあり練習。3日はサポートせずに頂上まで行く」「スパルタすぎるが少し滑れるようになった」

蔵王温泉スキー場で近年増加しているのが、いわゆるインバウンド海外からの観光客です。

記者リポ「スキーシーズン終盤ですが山形駅前のバス停には外国人観光客の行列ができている」

同じ日の朝JR山形駅のバス停には、蔵王温泉に向かうインバウンド客が列をなしていました。

マレーシアから「日本はいいところ。スノーモンスターが見たくて来た」

今シーズン、山交バスでは蔵王行きのバスを1時間あたり最大で4便まで増やして対応しています。
山形県は去年、アメリカの老舗旅行メディアナショナルジオグラフィックが特集した行くべき世界の旅行先25選に国内で唯一選ばれ、海外から注目されています。

台湾とアメリカから「コースの幅が広くとても快適にスキーができる」
オーストラリアから「東京から新幹線で簡単に着くことができシャトルバスもここまで出ている」

急増するインバウンドに対応するため蔵王温泉スキー場では新たなサービスが注目されています。

ヤマト運輸藤原めぐみさん「こちらは自宅や他のスキー場から蔵王温泉あてに届いた荷物」

この施設では2024年12月から荷物の受け取りと発送、そして、荷物の一時預かりのサービスを始めました。一時預かりはスキーやスノーボード一式で1日1000円。サービスが始まった2024年12月以降、多い時で1日50人の利用があります。

ヤマト運輸藤原めぐみさん「インバウンド需要で来県人数が増え荷物も増加している。スキーやスノーボードの保管場所が足りない。預けた荷物をどこに受け取りに行ったらいいか分からないという相談もあり今回のサービス開始に至った」

蔵王温泉ではこれまで、観光客の荷物を各ホテルなどで対応してきたということです。
荷物を預かるサービスの窓口を一本化することによってそれぞれの宿泊施設の負担軽減につながるほか、荷物を預けることで身軽な状態でスキーなどを楽しんだり、県内の観光地に繰り出したりとスキー場以外への効果も期待されています。

中国からの利用客「日本には半月ほど滞在している。山形にはスキーと温泉のために来ていて荷物がないとスキーするのに楽」
ヤマト運輸藤原めぐみさん「スキーやスノーボードはもちろんスーツケースも。市内の方からバスで来る方も多い。最低限の荷物で山形市内も楽しんでもらいたい」

快適な観光につなげる取組みが進む蔵王温泉スキー場。今シーズンの営業は5月までの予定です。