いつか弟の居場所に

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熊本市出身のボクシング元世界チャンピオン・重岡優大さん。弟の銀次朗さんと同時にチャンピオンになりました。銀次朗さんは去年、試合後に意識不明となり緊急手術。今もリハビリを続けています。優大さんが銀次朗さんへの思いを込めて熊本市で準備を進めてきたカフェがオープンしました。ボクサーからカフェの店員に。新たなスタートです。

■重岡優大さん
「銀のことを忘れさせるわけには兄としてはいけないと思って。重岡兄弟を忘れさせないためにもカフェをやろうと思って」

熊本市中央区に24日オープンした「東雲(しののめ)コーヒー」。店頭に立つのは熊本市出身でボクシングの元世界チャンピオン、重岡優大さんです。優大さんは、弟の銀次朗さんと同時に世界チャンピオンになるなど重岡兄弟として名をはせました。

しかし去年5月、銀次朗さんが試合の後、急性硬膜下血腫のため緊急開頭手術。一時、命の危険にもたらされました。それを受け、優大さんは現役を引退し、熊本で銀次朗さんの居場所となれる場所を作ろうと、カフェのオープンを目指していました。

そして24日朝。

■重岡優大さん
「試合当日って感じ。めっちゃするっすね。気合入ってる。きのうは計量の日っていう感じでしたね」

オープンは、熊本市内の病院に入院している銀次朗さんにも伝えたそうです。

■重岡優大さん
「ついに俺オープンするからと言って。俺も必死にもがいてるから、リハビリ1日1日大切にしろって。本気でやれって。手を抜くなって言ってますね。ハグを求められましたよ。でも、よっしゃやろうぜって」

早速、近くで働くお客さんが訪れました。

■訪れた人
「ちょっと楽しみはできましたよね。通いたいと思います」

いつか銀次郎さんの居場所になれる事を目指して。優大さんは新たな一歩を踏み出しました。

■重岡優大さん
「僕の家に遊びに来たような感覚でいてくれれば良いですし。今まで応援してくれた方々だったり、今までのボクシングとか空手とかの生活を送ってくる中で出会ってきた人たち全員とこの場所で再会したいなって。ここを再会の場所と出会いの場所にしていきたいなと思います。楽しみです」

優大さんは本来、妻の南美さんと店頭に立つ予定でしたが、お子さんが生まれたばかりです。そのためしばらくは優大さんが一人で接客からコーヒーの提供まで行うということです。