バルセロナのエースFWラミネ・ヤマルがラマダン期間中、水分や食事を取れない状態で4試合を戦う過酷な挑戦に臨む。スペイン『スポルト』が伝えた。

 ラマダンはイスラム教徒にとって最も神聖な月で、日の出から日没までの間、断食が義務づけられている。

 問題はラマダン開始後のラ・リーガにおいて、バルセロナが4戦連続で16時15分キックオフの試合を控えていることだ。

 2月から3月のスペインでは日没が18時30分から19時頃となるため、ヤマルは1日の中で最も厳しい時間帯にゲームを迎えることになる。

 対象試合は2月22日の第25節レバンテ戦、2月28日の第26節ビジャレアル戦、3月8日の第27節アスレティック・ビルバオ戦、3月15日の第28節セビージャ戦だ。

 3月3日21時開始のコパ・デル・レイ準決勝第2戦アトレティコ・マドリー戦であれば、試合前や試合中に断食を解くことができる。しかし、夕方の時間帯は日の出からの水分不足により、疲労や痙攣、さらには筋繊維損傷のリスクが高い。ドリブル突破やスプリントを武器とするウインガーにとってはなおさらだ。

 スペイン『スポルト』によると、バルセロナは対策として特別な管理プランを導入しているという。

 夜間に食事を戦略的に配分し、夜明け前に計算された十分な水分補給を徹底することで、試合の強度に耐えられるコンディションを維持する方針だ。イスラム教の選手への対応経験も豊富で、メディカルスタッフとコーチ陣が選手本人と常に連携し、調整を進めている。

 同紙は「クラブの強力なサポートと揺るぎないコミットメントにより、ラミネ・ヤマルはラ・リーガで引き続き違いを生み出す準備が整っている」と伝えた。