右手を高く掲げ、思いっきりためてドスン!まるでプロレス技かのように表現したくなる所作だった。「大和証券Mリーグ2025-26」、1月8日の第2試合に出場した渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が迫力のある所作でファンを沸かせた。

【映像】たっぷりためてからドスン!多井隆晴「天空ツモ」炸裂の瞬間

 数多の個人タイトルを獲得し、Mリーグでも優勝経験がある多井。プロ麻雀界でもその名は広く知られた存在で、その豊富な研究量や独自の戦術は高く評価されている。プロ雀士の中でも、憧れの存在として多井の名を出す者もたくさんいる。時にビッグマウスとも聞こえるユーモアあるコメントも、ファンを楽しませる存在だ。

 その多井がこの夜は所作で魅せた。2万5600点持ちの3着目で迎えた南1局2本場。多井の配牌は1面子が完成。他にも両面ターツが2つあり、ドラの受け入れもしやすいチャンスだった。ここから手牌は順調に育ち12巡目に八万を引くと、678の三色同順と平和を確定させ、一・四万待ちのリーチを敢行した。

 逆転トップを目指した勝負手に、牌を掴む指にも力が入る。すると2巡後の14巡目、牌を握って高く挙げた右手をドスンと卓に叩きつけると、その指には高目の四万が。渋い重低音の声で点数申告すると、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・三色同順・裏ドラの跳満1万2000点(+600点、供託1000点)という会心のアガリでトップ目に急浮上した。

 多井は勝負どころになると、ここは見せ場とばかりにあえて右手を高く挙げるシーンがあり、これはファンの間でも「天空ツモ」と呼ばれて定着している。いつも以上にたっぷりためて、垂直落下させた所作にファンからは「滞空時間なげえ」「天空ツモきた」「強いたかはる最高やねん」といったコメントが多数寄せられていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
ABEMA麻雀チャンネルより)