サンフレッチェ広島は30日、MF田中聡(23)がドイツ・ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに完全移籍することが決まったと発表した。今季広島に加入した田中はJ1リーグ戦28試合1得点を記録し、ベストイレブンを初受賞。飛躍の1年を経て、2度目の欧州挑戦を決断した。

 湘南ベルマーレU-18出身の田中は2020年、高校3年生でJリーグデビューを果たし、J1リーグ戦17試合に出場。翌年から正式にトップチーム昇格し、主力を担い続けた。22年夏にベルギーのコルトレイクに期限付き移籍し、リーグ戦15試合に出場したが、23年夏に湘南に復帰。今季から広島に加わり、今年7月にはEAFF E-1選手権に臨む日本代表に初招集されていた。

 田中はクラブを通じて「フォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍することになりました。1年間という短い間でしたが、サンフレッチェ広島の選手としてプレーできたことを心から誇りに思いますし、このチームでタイトルを取れたこともとても嬉しく思います。初めての国内移籍で、不安や慣れないことも多くありましたが、チームメイトやスタッフの皆さんに支えられ、ここまでやってくることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。この移籍が良かったのかどうかはわかりませんが、後にも正しかったと思えるよう、これからも努力していきます。エディオンピースウイング広島で味わった雰囲気は、一生忘れられません。皆さんの声援が、ピッチで戦う大きな力になっていました。サポーターの皆さん、たくさんの応援本当にありがとうございました」と感謝を伝えている。