毎年12月ともなると、職場や取引先、友人関係の忘年会に呼ばれる機会がイヤでも増えるものです。とくに仕事絡みの宴会ともなると、気を遣ってお酌に回るのに大忙しで、楽しむ余裕なんてナイ!というビジネスマンの方も多いのでは?

 上司や先輩が近くにいるからこそ、失敗できない宴会での振る舞い。そんなお酒の席でのピンチや疑問について、オトナ社会人プロデュースサイト「リクナビCAFE」ではこんな対処法が紹介されています。

 例えばよくある「乾杯」の儀式。掛け声とともにグラスのお酒をグビッと飲み干す・・・というのが一般的。でもこれって、お酒が飲めない人にとってはちょっとツライですよね。マナーとしては、もちろん飲み干すのが一番だけど、無理な場合は口をグラスにつけて飲むふりをするだけでもOKなんだとか。どうやら「お酒が飲めない」という理由で、全く口もつけずに、そのままグラスを置くのはNGで、その場に合わせて可能であれば、グラスの中身をソフトドリンクに変えてもらうなどして臨機応変に対応すれば、無理してお酒を飲まなくてもいいのだそう。

 また、イマイチよくわからないのが「お酌するタイミング」。わんこ蕎麦のように、一口飲んでは“ハイもう一杯〜”というのも違う気がするし、カラになってからでは気が利かないと思われてしまいそう・・・。とはいえ、おちょこやグラスばかり気になって、肝心の会話がおざなりになっては本末転倒です。一体どのタイミングが正しいの?

 お酌する目安の量は、半分でもカラになってからでもなく、グラスの中身が3分の1程度になった頃がちょうどいいタイミング。また、お酌の仕方としては「相手が右手でグラスを持ったら、自分も右手にボトルを持ち、左手を添える」(左手で持つ場合はその逆)のが丁寧な注ぎ方だそう。瓶だったらその際ラベルが上にくるように気を遣えれば、言うことナシ!

 また、お酌をする時に声をかけるのもマナーのひとつ。グラスの中身が3分の1になったら、すかさず「次なに飲みますか?」と一言加えれば、“気が利くアピール”も出来ちゃいますよ。(坂井あやの/verb)

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