超特急「メタルなかよし」 MUSIC VIDEO

写真拡大

 5月5日、超特急が『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演した。披露したのは5月7日発売の2nd EP『Why don't you 超特急?』より「キャラメルハート」「メタルなかよし」の2曲だ。

(関連:【動画あり】超特急、個性が強めな「キャラメルハート」「メタルなかよし」新曲2曲

 まず一曲目の「キャラメルハート」は曲名からも甘さの漂う王道アイドルソング。〈甘く蕩けて/ビター&スウィート2人ならもっと〉〈コーヒーはやっぱシュガーで君にはやっぱ僕って〉などといった歌詞のパートでは何かをかき混ぜるような振り付けもあり、お菓子やドリンクの甘さやほろ苦さと恋心を結び付けたラブソングだ。ハル、タクヤ、アロハの3人がハートを作って順番に飛ばす可愛らしい振り付けがあったり、1サビ前にはハルがカメラを指さしながらウインクを決めたりと、胸キュン必至のパフォーマンスだった。〈「ねぇ僕なんてどう?」」〉という歌詞でタクヤが余裕たっぷりの微笑みを見せるシーンも印象的。また、〈運命〉を「レシピ」と歌う遊び心やタカシとシューヤの美しい高音のハーモニーなど注目ポイントのたくさん詰まったパフォーマンスとなっていた。

 二曲目の「メタルなかよし」は今回のEPの中から先行配信されていた楽曲で、ファンから「テンションがめちゃくちゃ上がるし元気が出る」「本当に“超特急”っていう代名詞的な曲」と評されていた、超特急らしいメタル系トンチキソング。「世界はこんなにも素敵で綺麗なのに、なぜ世の中はこんなにも傷つけ合っているのだろう?どうしてSNSでは何かにつけこんなに炎上しているんだろう?みんな友達、みんななかよし、みんなで手を取り合っていこう!みんなで楽しくヘドバンしよう(?)!という世直しソング」(※1)と打ち出されており、繰り返す転調に合わせて振り付けにもオタ芸の動きを交えたエネルギッシュなものからバレエのような優雅なダンスまで、様々なジャンルが一曲に詰め込まれている。リョウガが〈君も友達 だからみんな仲良し〉〈ほら、みんな笑って/なかよくできるよねー ね?〉と訴えるパートやラストのボーカルの情熱的なシャウトも見る者の記憶に残るシーンだ。超特急らしい奇想天外な振り付けや歌詞に合わせた豊かな表情管理も注目のパフォーマンスとなっていた。

 “メインダンサー&バックボーカル”という体制をとる超特急。このテレビパフォーマンスからも見て取れるように、ジャンルにとらわれない変幻自在の表現が彼らの魅力のひとつだ。今回披露した「キャラメルハート」をはじめ、「Summer love」などのように可愛らしさや爽やかさを前面に押し出したキラキラアイドルソングから、「Steal a Kiss」「Lesson Ⅱ」などの艶めいた表情を見せるセクシーな楽曲、「Call My Name」「My Buddy」のように観客も一緒に踊れるキャッチーな振り付けのものや「Spice」「Countdown」といった妖しさすら感じさせるダークな雰囲気の楽曲まで、何でも踊りこなす振り幅は彼らの大きな武器だ。そしてその多彩な楽曲たちを見事に歌い上げる2人のボーカルも、超特急の世界観の創作を牽引している。

 6月からは東京、兵庫、愛知、埼玉をまわる全国アリーナツアー『超特急「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE」』も控えている。今回のEP発売により、さらに彩りの加わった楽曲たちを携えて自由自在なパフォーマンスがどう展開されていくのか、これからも彼らのエンターテインメントを楽しみにしたい。

※1:https://bullettrain.jp/WhydontyouBT/news/31/

(文=池田夏葉)