なんとなく体の不調を感じたときに効くツボ押し。正しい場所をちょうどよい強さで刺激することが大事ですが、ツボの場所や押し方を知らない方も多いはず。そこで、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の柳本真弓先生に「ツボ押しの基本」について教えてもらいました。

ツボは「見て、触って、測って」探す

目に見えないツボを見つけるにはコツが。

【写真】基本的なツボの押し方

「まず、骨やくぼみ、シワなど目印となる部分を探します。ツボとなる場所は、ほかの部分と感触や見た目が違う場合が多いので、見たり触ったりして確認を。目印から物差しのように指を当ててツボを見つける方法もあります」(柳本先生)

●1:見て探す

皮膚の状態を観察。ハリ、ツヤ、シワなどが、ほかの部分と違うかを見て確認。

●2:触って探す

くぼみ、こり、カサつきなどがあるか、触ったり押したりしてチェック。

<ツボの目印になるポイント>

骨のそば くぼみ シワ 体の部位

●ツボ探しに役立つ指測りのやり方

目印となる部分に指を当て、ツボまでの距離を指で測ります。

指1本分(親指)

指2本分(人さし指+中指)

指3本分(人さし指~薬指)

指4本分(人さし指~小指)

4種のツボ刺激で体の不調をやわらげる

基本的なツボ刺激の方法は4種類。詳しく見てみましょう。

●1:さする

押すと少し刺激が強すぎるような敏感な場所は、皮膚の浅い部分を動かすつもりでさすり、“気・血”の流れを促進します。

●2:押す・押し回す・もむ

基本となる押し方。指の腹を当て、圧力をかけていきます。押して気持ちいい場合は、ゆっくり押し回したり、もむのもおすすめ。

●3:ストレッチ

ツボを刺激しながら伸ばすのも効果的。ストレッチにより、症状をやわらげるツボの経絡(けいらく)をまるごと刺激できます。経絡とは“気・血”の通り道で、おもに14本存在。ちなみに、何本かの経絡が交わる交差点に「万能ツボ」があることが多いです。

●4:温める

こりかたまったツボは、温めた手のひらを当てて、ほどよく温めると、こりがほぐれて効果的。タオルやカイロを使うのもおすすめ。

※ ツボ押しを行う場合、妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください

※ 西洋医学に基づかない鍼灸やマッサージ、アロマテラピーは体質改善を目指すものであり、効果・効能には個人差があります