二宮和也(C)日刊ゲンダイ

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《一部の週刊誌においては、一般人である二宮の家族の姿態を無断で撮影したり、そのプライバシーに関わる事項を取材したりするなど、到底読者の皆様の正当な興味関心事に答えるとはいえないような行為が繰り返し行われ、場合によっては家族が重大な犯罪に巻き込まれかねないことについても大変懸念しております》

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 自身の公式サイトで「【お願い】タレントのプライバシーの尊重について」と題した長い“警告文”を掲載したのが、嵐・二宮和也(41)。今や2児の父である二宮が腹を立てているのが、10月下旬に七五三の参拝に家族で都内の神社を訪れた際の様子を写真週刊誌が激写した件だ。

 ネイビーのスーツに身を包んだ二宮がかがんだ状態で着物姿の女の子の手をつないでいる様子など、二宮以外は顔にモザイクがかかっているものの家族4人がばっちりが写り込んでいる。

《恐らくこの出版社、カメラマンさんが“配慮“のつもりでモザイクをかけたのかとおもいます。ただ、環境や理由がどうあれ一般人である家族は写すのだけはやめてください》《あなた、モザイクをかけた事はあるけどかけられた事ないでしょ?》

 二宮は家族を勝手に撮影したことのほか、モザイクについても自身のXでこう苦言を呈している。

「二宮は長文の中で自身が撮られることについては嫌々ながら黙認してきたが、モザイクをかけたとしても家族が隠し撮りされることに堪忍ならなかったようです。人気芸能人の家族写真は読者ニーズも高いことから、週刊誌媒体では古くからキラーコンテンツです。七五三のほかに有名私学の入学式運動会などにカメラマンが潜入して、芸能人やスポーツ選手、文化人の素顔や意外な交友をグラビアページに掲載するのは定番です。しかし、本人や学校側の警戒から、こうした取材がしづらくなっているのも確かです」(女性週刊誌記者)

モザイクも怒りの原因に

 ネットやSNSの普及で、有名人のプライバシーに対する意識や空気は大きく変わってきている。
 
「SNSで個人情報が拡散されやすくなり、有名人の住所や建物の写真まで掲載している個人サイトもあります。二宮が言うように、子供が誘拐などの犯罪に巻き込まれる危険性があるため、当事者である芸能人本人が自身のSNSなどでわざわざ声を上げるケースも増えています」(ネットジャーナリスト)

 今から2年前に、女優の榮倉奈々(36)が自身のインスタグラムで《堂々と盗撮してくる人、草》とアップし、自身の子供を撮影されたことに対して警告。夫の賀来賢人(35)も《もし次、私の子供を盗撮した記事を例えモザイクをつけたとしも、載せた場合、私は本当に怒ります》と釘を刺している。

家族に関しては十分配慮をする必要はあると思います。だからといって、社会的影響力のある有名人周りやプライベートの取材が制限される流れになるのは避けなければならない。ファンや読者が知りたいというニーズがあるうちはやめることはないでしょう」(前出・女性週刊誌記者)

 たとえ芸能人であっても、一般人である家族の身に危険が及ぶような事態は避けるべきだろう。

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