崖っぷちに追い込まれたソフトバンク

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 パ・リーグ覇者のソフトバンクは31日、DeNAとの日本シリーズ第5戦(みずほペイペイ)に0―7の零封負けを喫した。打線が第3戦の2回から26イニング連続無得点で2試合連続の完封負け。相手先発・ジャクソンの前に7回3安打に封じられ、この日も投手陣を援護できなかった。

 連勝スタートとなったシリーズが暗転。まさかの3連敗で先に王手をかけられた。試合後、小久保監督は淡々と完敗を受け入れ「3つ負けられる中で3つ負けてしまったので、やるだけ」と敵地に移っての第6戦で形勢逆転を誓った。

 悔しい敗戦を見届けた王会長は「もう勝てなきゃ終わりだからね。(横浜での2試合を)今年最後の試合だと思って頑張ってほしい」とチームにエールを送った。一気に崖っぷちに追い込まれたパ・リーグ王者。ここから意地を見せられるか。