強い台風２１号、台湾に上陸…西日本は明日から大雨に警戒

　強い台風２１号は３１日、沖縄・先島諸島に接近し、台湾に上陸した。

　次第に勢力を弱め、１１月２日までに東シナ海で温帯低気圧に変わる見通し。この低気圧と前線の影響で、西日本は１〜２日に大雨になるとみられ、気象庁は土砂災害などに警戒するよう呼びかけている。

　同庁によると、１日午後６時までに予想される２４時間降水量は、九州北部で１００ミリ。台風は１０月３１日午後６時、台湾を時速約３０キロで北北西へ進んだ。中心気圧は９７０ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は４０メートル。