中村獅童が明かす歌舞伎との共通点 車にまつわる「ダンヒル」のカプセルコレクション
イベント画像を追加(10月31日)
「ダンヒル(dunhill)」が、メインスポンサーを務める「ラリーニッポン 2024(RALLY NIPPON 2024)」とのパートナーシップを祝したカプセルコレクションを発表。10月30日から先行販売を行うダンヒル銀座本店を会場に、中村獅童をゲストに迎えたメディア向けイベントを開催した。ラリーニッポンは、今年14年目を迎えるクラシックカーの祭典。日本の歴史、文化を再発見・再認識し、日本の美しさを世界に発信することを目指して発足され、日本の世界遺産や文化遺産を巡る旅として2011年から観光庁の支援を受けている。また参加費の一部は、ルート上の世界遺産や文化遺産の保守保全・神社仏閣への奉納、災害復興支援などにも活用される。今月開催されたラリーには、国内外のクラシックカー約60台が参加した。
今回のカプセルコレクションはラリーニッポンとの継続的なパートナーシップを祝い、クリエイティブ・ディレクター サイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)が特別にデザインしたもの。レザーのジャンプスーツやキーフォブなど車にまつわるアイテムを揃える。同コレクションは10月30日よりダンヒル銀座本店で先行販売され、その後、伊勢丹新宿店メンズ館、ジェイアール名古屋タカシマヤ、阪急メンズ大阪で順次開催される「ダンヒル モートリティーズ ポップアップ(DUNHILL MOTORITIES POP UP)」で販売が予定されている。
銀座本店では、100年以上前にダンヒルが製造した車「トゥイーニー(Tweenie)」と自動車関連製品の歩みを語るアーカイブを展示。その歴史からインスピレーションを得た、最新の商品や先行販売のアイテムも並ぶ。イベントに登壇した中村獅童は車好きで知られ、「トゥイーニーを運転して軽井沢に行ってみたいです。あの時代の車はやはり一生ものというか、本当に高級品だったということがよく分かりますね」とコメント。歌舞伎座へも自ら運転して通っており、今年キャンピングカーも購入したという。
また、100年前に作られたダンヒルのレザーコートを見て「僕はレザーが好きで、自宅にレザー専門のクローゼットがあるんです。レザーってちゃんと保管しておかないとすぐカビが生えるじゃないですか。昨日も映画のイベントで6年ぶりに『ヴェノム』スーツを着たんですけど、やっぱりカビが生えていて大変でした」と語り、報道陣を笑わせた。
近年はバーチャルシンガー 初音ミクと共演する「超歌舞伎」や絵本原作の新作歌舞伎「あらしのよるに」といった革新的な作品作りにも取り組み、「伝統を守りつつ革新を追求するというのが自分の目指すところでもあり、中村獅童の生き方」と明かす。歴史を大切にしながらもそれを現代向けにアップデートしていくダンヒルとの類似点を感じたようだ。