中川大輔、牧島 輝ら出演の舞台『きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!!篇~』 キービジュアル&撮影レポートが公開
2025年3月、東京・大阪にて上演される、舞台『きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!!篇~』のキービジュアルが解禁となった。
ケレン味とスペクタクル感満載のエンターテインメントを作ることを目的に、ヴィレッヂの若きプロデューサーが立ち上げた“浅まる企画”。その第1弾として本公演が上演される。
江戸時代後期から読み継がれ、これまでも映画、漫画、歌舞伎、TVドラマなどにアレンジされてきた名作、「弥次さん」「喜多さん」でもお馴染みの『東海道中膝栗毛』をベースとし、昭和の世話もの(義理・人情・恋愛話)作品をオマージュした新作書き下ろしとなる。
主演の喜多八に中川大輔、バディ役の弥次郎兵衞に牧島 輝。さらに、浅川梨奈、尾上寛之、和田雅成、秋山菜津子、山本 亨らが名を連ねる。そして作はシライケイタ、潤色・演出はウォーリー木下が務める。
今回、作品のイメージ通り疾走感あふれる、キービジュアルが公開。また、撮影の裏側についてレポートが公開。
撮影の裏側をお届け
テーマは「いざ出立!」をイメージさせる疾走感。未来に向い走る「きたやじ」、共に進む愉快な仲間たちを表現するため、4日間にわたり一人ずつキャスト撮影を行った。こだわったのはリアルに躍動する身体を写すこと。向かい風のサーキュレーターを回しつつ、キャスト全員、実際に何度もカメラの前を走り抜け、シャッターチャンスを探りました。一部キャストには飛んで見える演出のため、トランポリンまで用意。とはいえ、さすがの身体能力で床から飛ぶだけでも素晴らしい跳躍。撮影中、スタッフから何度も感嘆の声があがった。
「喜多さん」演じる主演の中川大輔は、束ねた髪をたなびかせつつ、前へと踏み出す脚線を表現するため、殺陣師の助言も聞きながら、何度もテイクを重ねた。実際に雄叫びを上げながら、走り抜けたカットも!「弥次さん」役の牧島 輝は「喜多さん」を支える余裕を感じさせる笑顔をたたえながら、颯爽と走る姿を魅せてくれた。二人と敵対する役どころの和田雅成は、衣装のストールをなびかせつつ、不適な笑みを浮かべながら「きたやじ」を追いかけるシーンを見事に再現。浅川梨奈は町娘の愛らしさを、秋山菜津子は女将の貫禄を感じさせ、山本亨は貫禄の跳躍を数テイクで披露。尾上寛之は、飛ぶように走って見える体制で、癖のある役そのままのユーモア溢れる表情を見せてくれました。浅川演じるお雪の両親役の佐藤真弓と村上大樹は侘びの風情を漂わせ、任侠一家の下っ端役、市川しんぺー、百瀬朔、インディ高橋はそれぞれのキャラクターになりきり疾走感を表現。
「うおおお」「やあああ」「待てー」などの声がスタジオに響き渡る、まさに浅まる企画らしい熱い!撮影! 終了後、小物や人物の配置に微調整を重ねて、渾身の一枚が仕上がった。