会場のファンたちと撮影タイム


【写真(22枚)】『涙の女王』番外編…クイーンズグループを乗っ取ったユン・ウンソンがインタビューを受けたら…という設定で古家さんと即興トーク!

日本をはじめ世界68か国でトップ10入りを果たし、世界的に大ヒットした韓国ドラマ『涙の女王』。 2024年4月28日に最終回が放映されましたが11月1日(金)より東京・渋谷でのポップアップストアの追加開催が決定するほど、その人気は継続中! 結婚3年目の夫婦の危機とロマンスを描いた本作で、ヒロインに恋心を抱くユン・ウンソン役を演じたのが俳優パク・ソンフンさん。

ドラマでは、財閥令嬢ホン・ヘインを手に入れようとあらゆる手段を尽くす悪役ユン・ウンソンを演じ、世界的ブレイク!


作品ごとに強烈な印象を残す高い演技力と、端正な顔立ち、魅力的な低音ボイスを持つ彼に日本でもファンが急増中!

そんなパク・ソンフンさんが2024年9月15日に日本初ファンミーティングとなる「Park Sung Hoon Japan 1st Fanmeeting<Fall in>」を開催!

出演作の振り返りトークから、『涙の女王』ユン・ウンソンのなりきりインタビューまで、盛りだくさんの公演の超詳細レポートをお届けします。

■開演前の様子

会場はかつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール。

会場内にはフォトスポットやグッズ売り場があり、17時の開演前から多くのファンでにぎわっていました。

多くの人が楽しんでいたフォトスポット


うちわやアクリルスタンドは早々に完売していました!


ファンから贈られた華やかなバルーンアートの展示も!


■ついに開演!白いスーツを着て日本語で歌いながら登場

『涙の女王』で世界的大ブレイクを果たしたパク・ソンフン世界初ファンミーティングが都内で行われました。なんと歌も披露!


開演時刻になると、正面のスクリーンに映像が。

ハートマークの中にさまざまなパク・ソンフンさんの写真が映し出されます。

玉置浩二さんの「メロディー」を歌いながら、袖から登場したのはパク・ソンフンさん!

玉置浩二さんの「メロディー」を歌いながら登場


白いタンクトップに光沢のある白スーツを着て、足元は黒シューズ。

高身長なのに顔は小さく、スタイルがとってもいい!

歌の間奏中に、日本語で「日本のファンの皆さん、こんにちは」と挨拶し、観客も「こんにちはー!」と大きな声で応えます。

司会の古家正亨(ふるや まさゆき)さんが登場し、会場はさらに盛り上がります。

リハーサルの時から歌うことに緊張していたことを指摘されると、ソンフンさんは「心臓が破裂するかと思いました」と心境を吐露。

「皆さん、こんばんは。こうしてお会いできて本当にうれしいです。日本のファンの皆さんに、直接お会いできる機会があればいいなといつも思っていましたが、今日、ついにその日がやってきて、夢を叶えられました。すごく緊張していますが、とてもわくわくしていてうれしい気持ちです。」

と緊張と喜びの気持ちを伝えました。

■大緊張のわけは…「生涯初のファンミなんです」

舞台の中央に置かれたベージュのソファーに座ったパク・ソンフンさん。リラックスしたムードでトークがスタート。白いスーツを着ていたため、古家さんから「ソファーと同化する勢いですね」と言われると「保護色です」と言い、会場の笑いを誘います。

そんな中、この公演が韓国国内を含めて、自身初めてのファンミーティングであることが明かされ、観客からは驚きの声が。

「僕の生涯において、本当に初めてのファンミーティングなんです」

その言葉にファンは大喜び!

人生初めてのファンミに緊張するソンフンさんに応援の拍手が送られると、「(日本語で)ありがとうございます」と感謝していました。

■日本語で日本の麺料理への愛を表現

司会の古家さんと。笑いが絶えない素晴らしいファンミーティングでした


日本での初ファンミということで、トークの話題は日本について。

「日本に来たことはありますか?」と古家さんから聞かれると

「そうですね、日本は好きで頻繁に訪問していて、多分10数回来たことがあると思います。旅行に来たことも、仕事で来たこともありますが、実は僕が日本に来る旅行の目的の1番は食べ物です。僕は特に麺料理が好きなんです。(日本語で)ラーメンと、うどんと、そば。全部好きです」

と答えます。可愛らしい日本語に、会場は大盛り上がり。

ファンミーティングの2日前に来日したという彼は、「とりあえず、そばはもう食べまして、ラーメンは明日食べる予定です。」と話しました。

また、これまで多数の演劇に出演し、舞台経験が豊富なパク・ソンフンさん。「舞台慣れしていると思いますが、違う緊張感がありますか?」という質問に、

「大きな違いはないはずなんですが、実は歌のせいで緊張していました…。歌が終わったので家に帰ります。」とユーモアたっぷりに話し、会場からは大きな笑いが。

■企画1. 出演作の振り返りコーナー 俳優に憧れたきっかけは?

出演作の一部を振り返りながら、俳優パク・ソンフンについて深掘りする企画。

2008年、映画『霜花店(サンファジョム)―運命、その愛―』で俳優デビューしたパク・ソンフンさん。

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛


「いつから俳優に憧れたのですか?」という質問に、

「高校3年生の時に進路について色々と悩み、漠然と演技に挑戦したいなと思いました。他の俳優さんは作品を見て感動したからと聞きますが、僕にはそういうのはなくて、自然に憧れるようになりました。大学に進学して、ワークショップで公演に挑戦をすることになって、それで演技を始めました」と明かしました。

デビュー以来、映画やドラマ、舞台など場を問わずに活躍してきたパク・ソンフンさん。その出演数はなんと、58作品にも(2024年9月現在。NAVERより)。

全てを振り返ると明日になってしまうということで、代表作4つをピックアップ。

■“国民の婿”を演じた 『たった一人の私の味方』

『たった一人の私の味方』は2018〜2019年に放送された全106話のホームドラマ。

最高視聴率49.4%を記録する国民的人気を博し、日本ではAmazon Prime Video、U-NEXTやHuluで全話配信中です。



流れた映像:「結婚の話はしない約束でつきあう」という会話のあと、軽くおでこにキスをしたら、「軽すぎる」と言われてキスされるというシーン。



VTRを見終わり「もう6年が経ちました」とパク・ソンフンさん。

本作でヒロインの義妹に恋する心優しいチャン・ゴレを演じ、2018年KBS演技大賞新人賞を受賞しました。

本作で“国民の婿”と呼ばれ人気を博したパク・ソンフンさん。

「この作品が1つのターニングポイントになりましたか?」という質問に、

「そうですね。視聴率がかなり良かったので、僕をチャン・ゴレという役名で覚えてくださる方が多かったです。また、日本でも放送されて多くのファンの皆さんがご覧くださったと聞いています。本当にありがたい作品です」と回答。

■思わずビビってしまうほどの演技力『サイコパスダイアリー』

『サイコパスダイアリー』は2019〜2020年に放送された全16話のコミックサスペンス。事故で記憶を失ったユク・ドンシク(ユン・シユン)がダイアリーをきっかけに、自分を連続殺人犯だと勘違いするストーリーで、日本ではAmazon Prime Videoにて配信中です。





パク・ソンフンさんは、表向きは好感度の高い理事、裏の顔は弱者を狙う連続殺人犯のサイコパスのソ・イヌを熱演。

流れた映像:車を運転しながら猟奇的に笑うソ・イヌ。そのまま勢いづいて前の車に追突。車から出てきた男性を前にしても笑いは止まらず、文句を言ってきた相手に小切手を渡して「気が変わらないうちに受け取れ」と渡すシーン。

役を演じるうえで難しかったところを聞かれると、

「ソ・イヌという役は、殺人をした後にそれを日記帳に記録するのですが、左右を反転させて左手で書くんですね。その練習をして僕が自ら書きましたが、それがとても大変だったと思います。この時から始まったんですけれども、その後の『ザ・グローリー』、そして『涙の女王』もそうなんですが、僕が運転をすると何か事件が起きそうで不安だと言われるようになりました(笑)」

と出演作では車で事故を起こす場面が多いことに言及。

「台本に忠実に演技をしているだけなんですが…僕がサイコパスなんですか?」

ユーモアのある回答に会場からは大きな笑いが。

どこからが演技で、どこからがパク・ソンフンさんご自身なのか分からないほどの素晴らしい演技力が魅力なんですよね!

■独特の髪型の秘話も披露『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』

目が怖い…でも実際のウンソンさんは優しい瞳のあたたかいお人柄で有名。この演技力は凄すぎます


『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』は2022年に放送された全16話の復讐劇。同級生たちに壮絶ないじめを受けた女性が復讐をする物語で、NETFLIXにて独占配信中です。

主人公をいじめるジェジュン役のパク・ソンフンさん


パク・ソンフンは、ヒロインをいじめるチョン・ジェジュンを演じ、ドラマ外でも役名で呼ばれるほどハマり役として評価されました。

流れた映像:学校にやってきたチョン・ジェジュン。失神するまで教師を殴り続ける…というシーン。

VTRを見終わると、「初のファンミーティングでこんなシーンが」と司会者が話し、笑いが起きます。

ドラマに関するエピソードを聞かれ、

「僕の知人が僕のことを知っているとか、これから僕に会いに行くと言うと、周りからあの人、性格大丈夫?と聞かれたそうです」と回答し、観客は大笑い。

また、「本作が世界的に大ヒットする予感はありましたか」という質問には、

「ヒットすると思いました。台本が非常に面白かったし、演じたジェジュンというキャラクターもすごく魅力があったので。でも、こんなにまでヒットするとは想像していませんでした。」と予想を超える大ヒットだったことを明かしました。

大ヒットとなった「ザ・グローリー」ではいじめグループの中心人物として登場


さらに、「インパクトのあるジェジュンの髪型は自分の意見を反映させたものですか?」と聞かれると

「これは100パーセント僕のアイデアでした。後ろの髪を少し伸ばした方が、なんかちょっと悪い感じがするんじゃないかなと思いまして、毎回ピース(かつら)をつけて撮影しました」と回答し、役作りの裏話を聞かせてくれました。

“国民の婿”という歴史を持つ一方で、悪役としても高評価を得たパク・ソンフンさん。

「『ザ・グローリー』の前後で大きく変わったことは?」という質問には、

「このグローリーという作品を通して、特に2、30代の方たちにぐっと認知度が上がったことを実感しました。道端を歩いていたり、食べ物屋さんに入ったりすると気付いてくれることが増えました。

『たった一人の私の味方』の時には、すぐに近寄ってきて声を掛けてくださいましたが、『ザ・グローリー』の時には後ろの方で写真をパシャパシャと…(笑)」と話し、周りの反応の違いが分かるエピソードを披露してくださいました。

Netfixシリーズ「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」独占配信中

■世界的大ヒット『涙の女王』特に思い出に残るシーンとは?

振り返りコーナーの最後は、みんなお待ちかねの『涙の女王』。

流れた映像:雪の中逃げるヘイン(キム・ジウォン)とヒョヌ(キム・スヒョン)を追いかけるウンソン(パク・ソンフン)。ヘインを道連れにしようと銃を構えて発砲するが、囲まれていた警察から一斉に撃たれるというシーン

映像を悲しそうに見つめるソンフンさん。

「いろいろな過去を持ったウンソンを演じるのは難しかったのでは?」と聞かれると、

「ウンソンというキャラクターは複雑な人物なので、初めはキャラクターを捉えるのが難しかったですが、監督と色々相談をしながら、うまく捉えることができました。」と回答。

ドラマの中で好きなシーンを聞かれると、映像に流れたシーンをチョイス。

「ウンソンの気持ちと状態が気の毒に切なく感じられて、なんか胸がじーんとしてしまいます」とのこと。

「共演した俳優たちと今も連絡を取り合っていますか?」という質問には

「一緒に共演した方たちとはチャットのグループがあるので、お互いに近況を連絡し合ったりしています」と今でも親交があることを明かしますが、

「僕は最近、1年ぶりに舞台に立ちましたが、でもそれは見に来ませんでした…」と話し、ファンの皆さんは大爆笑。

「『涙の女王』が特別な作品になったのでは?」と聞かれると、

「そうですね。皆さんからたくさん愛された作品なので。本作はtvNというテレビ局で歴代1位の視聴率を記録しましたし、とても格別な作品です」と話すソンフンさん。ですが、「僕は多くの方から憎まれましたが(笑)。この作品を通して、皆さんから一生分の悪口を言われました(笑)」とも…! それだけ神がかった演技だった証拠です。

『たった一人の私の味方』以降、悪役を演じることが多かったパク・ソンフンさん。今後演じてみたい役柄を聞かれると、「ラブコメディー」と答え、観客からは大きな歓声が上がりました。

「ツンデレなんだけど、よく知ると、ちょっと天然なところもある…。そういったキャラクターを演じるラブコメディーの作品に出演したいです」と回答。

ツンデレなパク・ソンフンさんを見られる日が楽しみですね! ドラマに関する裏話や、演技の幅を存分に知ることができた素晴らしいコーナーでした!

Netflixシリーズ「涙の女王」独占配信中

■企画2. INTERVIEW WITH 役柄なりきりインタビュー『涙の女王』ウンソン降臨!

次は、ソンフンさん自身ではなく、なんと『涙の女王』のユン・ウンソンが古家さんのインタビューに答えるという画期的なコーナー。

ユン・ウンソンは財閥のクイーンズグループを乗っ取って、会長に成り上がり、愛するホン・ヘインを手に入れようとする悪役です。

世界的ヒットとなった『涙の女王』。ヘインをめぐって、ヘインの夫ヒョヌと争う


■まさにそのもの!生で見るウンソンに会場は大興奮

「それでは、お待たせいたしました。本日のゲストをお招きしたいと思います。韓国を代表する財閥グループ会長の、クイーンズグループのユン・ウンソンさんです。どうぞ」

テレビ番組の収録という設定で古家さんが、ユン・ウンソンを召喚!

ドラマでは、財閥令嬢ホン・ヘインを手に入れようとあらゆる手段を尽くす悪役ユン・ウンソンを演じ、世界的ブレイク!


一度袖に戻っていたパク・ソンフンさんがユン・ウンソン会長として登場。

それまでの優しい雰囲気のソンフンさんとはまるで別人。ゆっくりふてぶてしいような歩き方はまさにウンソン!

悲劇の最後を遂げたはずの悪役ウンソン東京に降臨!「この作品を通して、皆さんから一生分の悪口を言われました(笑)」とウンソンを演じたパク・ソンフンさん。それだけ演技力が神がかかっていた証拠です!


「それでは会長、ご挨拶をお願いします」と言われると

「こんにちは、クイーンズグループのユン・ウンソンです」

と、これまたウンソンそのものの口調で挨拶。生ウンソンに、会場の興奮はますます高まります。

「特別にあちらにお席を用意いたしましたので、どうぞお座りください」と言われ、右にあった一人用のソファーにゆったりと座り、足を組むウンソン。

眼光も鋭く、ドラマの中から飛び出てきたよう!

「会長!」「ユン・ウンソン!」との声が観客から口々に上がったあと、みんなでウンソンコール。

「ウンソン〜!」

「…何見てるんだ」

役になりきったセリフで応え、会場を沸かせます。

「それでは、会長、インタビューさせていただきたいと思います。 非常に出世されましたが、ここまで登り詰めるのに一番大切にしてきたことは?」

「…何でそんなことを知りたいんだ?」

質問に答えず、質問返しをするウンソンに会場は大爆笑。眼光鋭いウンソンに、司会の古家さんもタジタジな様子。

「本日、会長を深掘りするインタビューとなっております」そう言われ、今度は素直に

「一番大切だったのはヘインです」と答えるウンソン。

キム・ジウォンが演じたのは財閥グループクイーンズのホン・ヘイン。


「ちなみに会長、休日はどんなことをしてお過ごしなんでしょうか?」という質問には、懸命に演技をするも、思わず笑ってしまったソンフンさん。

「大丈夫ですか?」と聞かれ「だいじょうぶ」と日本語で回答。

「会長、日本語が少し分かるんですね」と司会者がツッコむと、観客からは大きな拍手が。

すると、ウンソンになりきっていたパク・ソンフンさんが、「トイレはどこにありますか?」「いらっしゃいませ」「ごちそうさま」立て続けに日本語を披露し、会場は大盛り上がり。可愛い素のソンフンさんが出てしまっています。

続いて「ちなみに会長、お好きな食べ物は?」と聞かれ、「ウイスキー」と回答。

好きな飲み方の質問には、「ストレート」と答え、イメージ通りの回答に沸き上がります。

さらに「ヘインさんのどんなところに惹かれたのですか?」という質問には、「全て」という何とも胸キュンな回答をするウンソン。

「アメリカに暮らされていた時に素敵な出会いがあってもおかしくなかったと思いますが、アメリカで付き合ってた彼女とかいましたよね。」と聞かれると、

「僕は生涯ヘインを見つめていて生きてきたので。他の女性はいません」と回答。

「本当ですか?」と聞かれると、「2回言わせるな」と言いながらも、自分でもおかしくなってしまった様子で思わず笑ってしまうソンフンさん。

やり手投資家としてホン・ヘインと再会したウンソン。何とかヘインを自分のものにしようと企てる


「もしあの人生をやり直せるとしたら、同じ人生を選ばれますか?」と聞かれると気を取り直して

「ヒョヌの人生を選びます。」と潔く回答。ウンソンの答えに会場からは納得の拍手が。

そして、今度は会場のファンから、ウンソンに気になることを質問することに。

挙手した大勢の人の中から、3人のファンが当てられました。

1人目の方の質問は、「なんでそんなにかっこいいんですか?」。

これに対しウンソンは、「俺に分かるわけないだろ」とクールに答え、会場は大盛り上がり。

ファンが「大好きです」と言っても、「どうしろっていうんだよ」とウンソンらしく回答しますが、うれしさのあまり動揺してしまっている様子。

2人目の方の質問は、「東京のおすすめのラーメン屋さんってありますか?」

これに対しウンソンは、「庶民の食べ物じゃないの?」と役になりきって的確な返答をします。(ソンフンさんご本人は大のラーメン好き!)

ファンに「愛してます」と言われても、うれしさを抑えて「フーン…」という反応。でもそのあとすぐに、ファンには両手をあわせて笑顔でごめん&ありがとう、と気遣いを忘れない素敵なソンフンさんです。

3人目の方の質問は「シャワーは朝ですか?夜ですか?」面白い質問に会場は大爆笑。

これに対しウンソンは、「一日に2回シャワーをします。朝に1回、夜に1回」と回答。

トークインタビューの感想を質問されると

「はあ(ため息)。家に帰りたい。」と言い、最後までしっかりウンソンを演じてくださったソンフンさん。観客の拍手に送られて、ウンソン会長は袖へと退場。

パク・ソンフンさんはウンソンを演じている間にも、ファンからの愛のこもった質問に、ついつい笑みがこぼれてしまったり、ハートポーズをしたファンにハートポーズで答えてしまったり、ファンの方が一生懸命、韓国語で「いつも応援しています」と言うと、日本語で「ありがとうございます」と優しく答えてくれたり。素のスイートな一面は隠しきれていませんでした!

その後、観客が声を合わせて「ソンフン!」と名前を呼ぶと、今度はソンフンさんとして登場。にこやかに恐縮しながら現れ、歩き方もソンフンさんに戻っていました。

即興でパク・ソンフンさんならではの演技力を見ることができ、さらには世界的大ヒット『涙の女王』のウンソンに会えるという、ファンにはたまらないコーナーでした! まるで『涙の女王』スピンオフを見せてもらったかのよう!?

■企画3. パク・ソンフンのすべてを知りたい!ファンと直接Q&A

ファンがその場で挙手をし、直接本人に質問できるコーナー。

占い好きということで、「今日の運勢を教えてください」と聞かれると、「今日は70点で努力をすれば実る」と回答。質問者の方には一輪の花が手渡しされ、大盛り上がり。

ファンの質問に答え、お花を渡すソンフンさん。目線を合わせてしっかり答えてくださるソンフンさん。紳士的で優しい!


「日本で行った場所で印象に残っている場所を教えてください」という質問には、

「表参道のキャットストリートです。小さなお店が可愛らしいお店が並んでいて、僕はそこを歩くのが好きです。明日も行く予定です」というまさかの発言に、観客からは「ええっー!」と驚きの声が。

司会の古家さんがとっさに「皆さん、やめてください」言うと、「明後日行きます」と言い直すソンフンさん。正直に日にちを言ってしまうのが面白いですね(笑)。

時にはしゃがんで目線をあわせながらファンの方の質問に答える姿も見せ、ソンフンさんの優しさも感じられた素敵なコーナーでした!

その後、後半の準備のため、一度袖に戻るパク・ソンフンさん。

その間に、司会の古家さんから観客にサプライズ演出の説明が。

そして、準備が完了し「ソンフン〜!」とみんなで呼ぶと、衣装チェンジしたソンフンさんが登場。

黄色のモヘアニットに濃紺のゆったりとしたパンツ、白いスニーカーで、顔が小さく、足が長くすらっとしているのでまるでファッションモデルのよう!

「普段もこういう格好をしますか?」という質問に、

「普段はスポーティーな服に、帽子をかぶって、サンダルを履くという格好が多いです。仕事では華やかな服を着るので、休みの日はリラックスした服装をしています。」とのこと。

■企画4. 演技力や画力を発揮!ファン参加型のチャレンジコーナー

後半は3つのミッションにチャレンジするコーナー。すべてクリアで、ファンにプレゼントがあります。

■Challenge!演技!

演技力を発揮してもらうコーナー

その場で出されるお題にそって「あ!」の一言だけでパク・ソンフンさんが演技をし、それが何のシーンかをファンが当てるというゲーム。回答者には立候補した3人のファンが指名され、ステージ上に上がります。

イベント前にスタッフに何が一番得意かと聞かれた時、「演技です」と答えたそうで、俳優パク・ソンフンの演技に期待が高まります。

1つ目は、いいアイデアを思いついたときの「あ!」

→うーん…と悩みつつ、絶妙なタイミングでの「あ!」が飛び出し、さすがの演技力を発揮。見事、正解を導きました。

2つ目は、忘れ物を思い出したときの「あ!」

→歩いてきたソンフンさんが、パンツのポケットに手を当てて何かを探すような素振りをしてからの「あ!」の演技。こちらも素晴らしい演技力で、見事クリア。

3つ目は、元カノと偶然すれ違ったときの「あ!」

→お題を知らないファンに舞台上をまっすぐ歩いてもらいつつ、すれ違いざまに「あ!」というソンフンさん。おおよその正解を導き出したソンフンさん。さすがです!

3つとも正解に導いて、見事ミッションをクリア!

そして、2つ目のミッションへ。

■Challenge!絵!

画力を発揮してもらうコーナー

ソンフンさんがお題にそって絵をかき、ファンが何の絵かを当てるゲーム。絵に対する自信を聞かれたソンフンさんは、「そんなに上手ではないですが、たまに描きます」と回答。

お題を当てる3人を選んでいるうちに、ソンフンさんが2つのテーマに基づいてお絵かきします。

絵力は…?


正解できなかった方にもお花がプレゼントされ、楽しい雰囲気で2つ目のミッションが終了。

■Challenge!食!

お肉を指定通りの量に切るというチャレンジ

サシが美しいステーキ用の塊肉がドーンと登場。

2キロ5万円の岩手前沢牛をソンフンさんが切って、ピッタリ300gにするというミッションです。

躊躇することなく手際よくカットするソンフンさん。

最初に切ったお肉について、「大丈夫ですか?ちょっと小さいですか?」と聞き、観客が「少ないかも…」という反応を見せると、再度塊肉から切ってみることに。

お肉を300gぴったりに切り分けられる?真剣なソンフンさん


そこでも躊躇なくスピーディーにカットしていくソンフンさん。

重さを量ると、348gと絶妙な量! 

「このお肉を小さくして300プラスマイナス10にしたらオッケー」とチャンスが与えられ、再度カットしてみると今度は316g。かなり近い!ということでミッションクリアに!

無事に3つのミッション全部をクリアしたソンフンさんでした。

■感激のサプライズ!ファンからのビデオメッセージに“涙の王子”に。

「ここまでのファンミーティングいかがでしたか?」と司会者が言うと、会場が突然暗くなります。

ファンの方から募集したメッセージビデオの映像が流れ、驚いてその映像を見るソンフンさん。

ソンフンさんはうれしそうにニコニコしたり、映像にサランへポーズで返したり…。

最後、手紙に綴られたメッセージビデオが流れると、思わずこぼれる大粒の涙。涙が止まらず、司会の古家さんがハンカチを差し出します。

司会者にサプライズの感想を聞かれると、

「1人1人に感謝の気持ちを伝えたいほど、とても感謝しています。本当に心から感動しました。僕は一体、何人の前で泣いているんでしょうか。本当にありがとうございます。」と大感激で感謝の気持ちを伝えました。

その後は全員での写真撮影タイム。

ソンフンさんは自分の後ろの人が見えなくなるのでは、と気遣う様子を見せていました。

会場のファンたちと撮影タイム


写真撮影が終わると、最後の挨拶をします。

「こんなに大勢の方が来て応援をしてくださるなんて、初めは想像できませんでした。ですが、こうして会場をびっしり埋め尽くして僕のことを温かく迎えてくださり、大切に思ってくださる気持ちが伝わってきて、とても感動しました。本当に幸せな気持ちで帰国をすることができます」

さらに、12月26日には『イカゲーム2』が公開されることが発表され、「僕は個人的に2が面白いと思います。」と予告。



11月24日には日テレプラスでファンミーティングの模様が放映されることも発表され、ファンの期待感が高まりました!

■会場を埋め尽くす光のサプライズに、歌っている途中で再び涙…。

そして、最後にもう一つ、ファンへ歌のプレゼントが。

「エンディングの曲も1曲、少しつたなくはありますが、一生懸命感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います。」ソンフンさんの言葉に会場から大きな拍手。

司会の古家さんが退場し、ファンとパク・ソンフンさんだけの空間に。

ソンフンさんはYBの“Blue Whale”を歌い始めます。



「あなたの進む道が大変で疲れた時は、隠さずに言って。あなたは1人じゃない」という歌詞に、ソンフンさんのファンへの想いが伝わってきます。

『たった一人の私の味方』の役名がゴレ(日本語で「クジラ」という意味)なので、それもかけているのかも!

YBの“Blue Whale”を披露


黄色のニットもとてもお似合い


サビに入ったところで、観客全員がスマートフォンのライトをつけるというサプライズが。会場全体が星に浮かんだようなその光景に、ソンフンさんは感動のあまり涙を流し、声をつまらせます。

間奏中には再び韓国語で挨拶。

「初めての日本ファンミーティングだったので、誰も来ないかもしれない、と思っていましたが、こうしてたくさんの人が来てくださり、本当にありがたい気持ちです。今後も一生懸命、演技活動を頑張りたいと思います。これからも素敵な姿をお見せしたいと思います」

涙を流しながらも素晴らしい歌をプレゼントしてくれたソンフンさんに、会場からは最大級の拍手が送られました。

そして、袖へと退場していくパク・ソンフンさん。

投げキッスと指ハートをしながら歩いていき、カーテンの袖からも手を振って、去り際の最後の最後までファンへの感謝を伝えていました。

ラストはお見送りハイタッチ会。

ラストはお見送りハイタッチ会


パク・ソンフンさんの素晴らしすぎる演技力を直に見ることができ、『涙の女王』で悲劇的な最後を迎えたウンソンにも会えるという大大大充実のファンミーティングでした!

■★NEWS!★

「パク・ソンフン Japan 1st Fanmeeting <Fall in>」日テレプラスにて2024年11月24日(日)15:00〜放送!



Netfixシリーズ「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」独占配信中

Netflixシリーズ「涙の女王」独占配信中

テキスト=Kudo Momoko