福森も試合後にユニホームで顔を覆い隠す。ホームで岡山に4失点完敗の横浜FC。またもJ1昇格を決められなかった。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 J2でリーグ最少失点を誇る横浜FCが、まさかの事態に陥っている。

 10月19日の第35節・仙台戦は0−3の完敗。今季初の3失点だ。迎えた27日の36節・岡山戦。仙台戦と同様に、勝利すればJ1自動昇格圏内の2位以内を確定できたが、2−4で敗れた。今季の最多失点を更新する完敗だ。

 黒星が2つ並んだ。連敗も今季初で、2試合で計7失点。堅守を最大の拠り所とするチームが、大事なシーズン最終盤で著しく調子を落としている。
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 前節まで守っていた首位の座は、27日に栃木に勝利してJ1復帰を決めた清水にあけわたした。岡山戦の結果を伝えるクラブの公式Xには、次のような声があがっている。

「だめだこりゃ」
「自動昇格大丈夫?」
「何やってんのよ、マジで」
「試練が続きますね」
「今までの堅守が何処へやら」
「下向くと泣きそう」
「抜かれるぞ!」
「あと2試合しかないのに何やってるの?」

 落胆するファン・サポーターも少なくないが、「切り替えるぞ!」「止まない雨などない」「あと一歩次で昇格を!」といったエールも届いている。

 試練の時を迎えている横浜FC。残り2試合、這い上がることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部