ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

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日本投手のワールドシリーズ先発は松坂大輔、ダルビッシュ有に次いで3人目

 ドジャースの山本由伸投手が26日(日本時間27日)に本拠地で行われるヤンキースとのワールドシリーズ(7回戦制)第2戦で先発投手を務めることが決まった。デーブ・ロバーツ監督が22日(同23日)のオンライン取材で「ヤマモトは2戦目に先発する」と明らかにした。

 日本投手がワールドシリーズで先発するのは2007年レッドソックス・松坂大輔、2017年ドジャース・ダルビッシュ有(現パドレス)以来3人目だ。25日(同26日)の第1戦は右腕ジャック・フラハティが先発する。指揮官は「ジャックはチームにとても貢献してくれている。前回の登板も良かった。ヤマモトは2戦目を先発する。ワールドシリーズの展望を考えたとき、この2人に登板機会を与えるにはこの起用がベストな形だと思った。休養などを考えた結果だ」と話した。

 山本は5日(同6日)のパドレスとの地区シリーズ第1戦で3回5安打5失点と崩れたものの、11日(同12日)の第5戦で5回2安打無失点に封じてポストシーズン初勝利。17日(同18日)のメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦でも5回途中4安打2失点と好投した。ポストシーズンは3試合登板、1勝0敗、防御率5.11。

 移籍1年目の今季は18試合登板して7勝2敗、防御率3.00。6月16日(同17日)に右肩鍵盤損傷で負傷者リスト入りし、9月10日(同11日)に復帰した。

 6月7日(同8日)のヤンキース戦では7回2安打無失点と好投。投手戦で勝ち星はつかなかったが、メジャー自己最多106球を投げて7三振を奪った。ワールドシリーズでも快投となるか。(Full-Count編集部)