大谷翔平 メジャー7年目で初のWS進出「ずっと出たいと思っていた場所。(ヤンキースは)素晴らしいチームなので楽しみにしたい」
大谷翔平(c)SANKEI
<2024年10月20日(日本時間21日)ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツ@ドジャー・スタジアム>
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ドジャースが本拠地でメッツを破って対戦成績を4勝2敗とし、4年ぶりのナ・リーグ王者となりワールドシリーズ進出を決めた。
初回に1点を先制されたが、4番に入ったエドマンのタイムリーで逆転するとその後も着々と加点し、「ブルペンデー」による7人のリレーでリードを守り切った。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は、6回にタイムリーを放つなど4打数2安打1打点1四球の活躍で、勝利に貢献した。
43年ぶりとなるヤンキースとのワールドシリーズは25日(日本時間26日)、ドジャー・スタジアムで開幕する。
<大谷翔平 一問一答>
――メジャー7年目、ワールドシリーズでプレーすることになりました
やっときたなというか、ここまで苦しい試合も多かったですし、全員で本当につかみ取った素晴らしいゲームが多かったなと思います。僕がずっと出たいなと思っていた、プレーしたいなと思っていた場所なので、今この瞬間からそこを目指して、そこを勝つだけだと思って、切り替えて頑張りたいと思います。
――楽しくプレーできている要因は?
単純にここまでプレーできているというか、ここまで10月のこの時期までプレーできるのは一握りのチーム。恵まれているなというか、感謝というか、結果は必ずついてくる。やれていることが素晴らしいなと思います。
出た結果に関しては受け止めればいいですし、それはそれで自分の今後の糧になる。もちろんいい結果になるよう努力しますけど、まずはプレーすることが大事だと思ってます。
――ここまでを振り返ると
ここを目指してやってきたし、そうなるように望んでいた。楽に来れたわけではないですし、全員が頑張ってここまで来れた。最後のシリーズ、自分たちの野球を貫き通せば最高の1年になるんじゃないかなと思います。
――ワールドシリーズを目指す理由は?
逆に目指さない理由がない。このリーグでやっていれば誰でもそこを目指してますし。そうなるように1年間、頑張ってきています。全員がそう思っているんじゃないかと思います。
――トロフィーをずっと持っていました
初めてのトロフィーだったので。持っていいよと言われて、いい記念に。ワールドチャンピオンのトロフィーも掲げられれば最高だなと。
――ポストシーズンで一時、走者なしの時に22打数無安打とで結果が出なかった時がありましたが、変えたことはありましたか?
変えたことは特別ないですね。状況によって多少変えることはありますが、自分のアプローチを変えることはない。スモールサンプルの偶然起きた数字じゃないかなと思います。
――エドマンがMVPに選ばれました
トミーは間違いなくMVPだと思っています。シーズン途中から来ましたけど、本当に大きい仕事をしてくれましたし、数字に残らないことも含めて素晴らしい選手だなと思っています。誰かが調子が上がらない中でも誰かがカバーする。そういう試合が多かったですね。素晴らしい試合が多かったなと思います。
――パドレスにはダルビッシュ投手、松井投手がいて、メッツには千賀投手がいました。最高峰の舞台で日本人対決ができたことについては
日本出身の選手だけではなくラテン系の選手も多く活躍していますし。いろんな国の出身の選手のプレーは参考になるところが多くある。本当にレベルの高いところで日々学んでいる感じです。
――初回に先制されてその裏、大谷選手が出塁して逆転につながりました。前回やられているマナエアにどういうアプローチで臨みましたか?
嫌な流れではありましたけど、素晴らしい投手なので。チャンス自体が少ないと思っていましたけど、先頭打者として流れを戻せる仕事がしたい。結果的に抜けてくれていい打席になったなと思います。
――大事な試合で登場曲を変えましたね
特にはないですね。フィーリングがいいということで選ばせてもらいました。
――日本人にとってワールドシリーズは松井秀喜選手の印象が強いのですが、松井秀喜さんの記憶は残っていますか?
試合は生で見てないですね。もちろんMVPを取られたのは知ってますし、試合もハイライトで何回も見たことはあります。生では見ていなかったですね。
――ヤンキース戦への思いは何かありますか?
素晴らしいチーム、強いチームなので自分たちの野球を。今日は今日で喜んで、また切り替えて、アウェーもアウェーで盛り上がりますし、楽しみにしたいと思います。
テレ東リアライブ編集部
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